スケジュールは絶対に守るべきだ。
絶対に手を抜いてはいけない。
頑張っても、達成感を感じられない。
疲れているのに休めない。
そんな風に思ったことはありますか?
私も、以前は完璧主義なところがあり、
生きづらさを感じていました。
〜すべき、〜しなくてはいけない。
そう自分を責め立てて、
完璧でない自分に腹をたてていると、
燃え尽き症候群になりかねません。
もしも、自分の不完全さをみたくない。
許せないと思っているなら、
これを試してみるといいかもしれません。
1. あえていつもと違うことをしてみる
人間の行動と健康、幸福のつながりを
探求しているアントニー・T・デベネデット医師は
「心理的柔軟性を身につけることが大切」と
説いています。
「心理的柔軟性」とは
・自分の思考や感情を客観的に見ること
・自分が大切にしたいことを目指せる能力
のこと。
この心理的柔軟性を養う方法の一つとして、
いつもの習慣の中に、
あえて違うなにかを入れることを
すすめています。
たとえば
・目をとじながら服の着替えをする
・反対の手を使って歯を磨く
・いつもとは違う道を通って帰る
・いつもとちがうところで食事をする
など
あるいは、あえて計画をたてずに
ドライブをするのも
いいかもしれません。
服を着替えるとか、
歯を磨くといった習慣は
ほぼ無意識でやっています。
それをあえてパターンをくずすことで、
無意識ではなく意識的にやることになります。
そして、感情が動くのです。
2. 自分の感情を言葉で表現してみる
いつもと違う行動をすると、
無意識の行動からはずれ、
感情を感じます。
反対の手を使って歯をみがいたら、
いつもより丁寧に歯を
みがくかもしれません。
あるいは、いつもは
気にしてなかった
歯みがきコップが目に入って
あれ、こんな柄がついていたんだっけ?
と気がつくかもしれません。
気づいた感情を、口にだしてみましょう。
自分の言葉をきくことで、
私って、こんなことを思っていたんだと
改めて気づいたりします。
感情は、心の中だけに留めておくと、
自分では気が付かないことがあります。
言語化することで、
自分を客観視できるのです。
3.完璧主義に陥っている時の感情を知る