私には、1年に1度だけ開催している
セミナーがあります。
それが、感動のプレゼンテーションセミナー。

 

カウンセラーがプレゼンテーションを教えるの?と
意外に思うかもしれません。

 

プレゼンテーションは、スキルだけ学んでも、
お客様の心をつかむプレゼンはできません。

 

心を知り尽くしているからこそ伝えられる
プレゼンテーションの極意があるのです。

 

  1. もっと聞きたくなるプレゼンと帰りたくなるプレゼンの違い

 

 

たとえば、同じ5時間のプレゼンでも

時間を短く感じて、
もっと聞きたいと思うプレゼンと

最初の3分くらいで、
帰りたくなるプレゼンがあることでしょう。

 

この違いは何だと思いますか?

 

スライドの質も、
科学的な証拠や権威が入っているかなども、
多少は影響していることでしょう。

 

でも、一番の違いは、プレゼンターの心。

 

お客様のすばらしい未来を作り出す
このプレゼンを伝えたいという
情熱にあふれているかどうかです。

 

プレゼンターの心が、
「この商品売りたいからプレゼンしています」だと、
心がすけてみえて、聞きたくなくなります。

 

うまく伝わるかな。へんなこと言われないかな
といった緊張や恐怖も、そのままお客様に
伝わってしまいます。

 

お客様の未来を信じて、
ワクワクしている情熱があれば、
そのままお客様に伝わり、
引き込まれていきます。

 

プレゼンターの人柄や世界観が伝わり、
ファンになっていくのです。

 

  2. 自分の世界観を知るには

 

 

プレゼンテーションで、自分の世界観を
伝えていくには、どうしたらいいのでしょうか。

 

それにはまず、自分のことを知ること。


自分自身を知らないと、

人に伝えることもできません。

 

私は、セミナー講師をする前は、
セミナーの裏方の仕事をしていました。


セミナーの会場で受付をしたり、

出席管理をしたり、
動画を撮影したり。
裏方の仕事は大好きでした。

 

そんな裏方の仕事から、講師として、
人前に立つようになった最初の頃に、
特に練習したのが、「一人プレゼン」。

 

たとえば、
「プレゼンをきいていただいたお客様と
 どのような未来をつくりたいのか」と
テーマをきめて、台本なしでしゃべります。


その様子をビデオで撮影し、

自分で見たのです。

 

画面越しに自分を見ると、
客観的に見ることができます。

 

話し方のくせや、話している時のしぐさのくせ、
立ち方やみている目線、声の使い方など。

 

そして、話の内容も、

客観的に聞くことができます。

 

自分自身を、この人はどんな人?という目線で
見られるのです。


自分の世界観もみえてきて、
話し方やくせなども改善されていきます。

 

  3. 自分を知ることで、人前で自然に話せるようになる

 

 

自分自身のプレゼンを撮影して、自分で見ることで、
自分というものがわかってきます。

 

人前で緊張する理由の一つに、
自分ではない何者かになろうとして
緊張するというものがあります。

 

人前でも自分の話し方で話せたら、
あんがいスムーズに話せるものなのです。

 

自分自身のプレゼンを自分で見ることで、
客観的にわかってくるので、
自分ではない誰かを演じなくてすみます。

 

自分らしさを出しながら、
自然なプレゼンができるように

なっていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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