テンポよく話せたら、
頭の回転がいいと思われるかも。
沈黙の時間は好きではないし。
そう思って、テンポよく
話そうとしていませんか?
1.テンポよく質問と答えを繰り返す時は
例えば、カウンセリングの時、
質問をして答えてもらうと
すぐに次の質問をする。
答えてもらったら
すぐにまた別の質問をする。
まるで卓球のラリーのように
質問と答えを繰り返しているのを
見たことがあります。
とてもスムーズに
進んでいるように
見えますが、
実は、表面的な悩みを聞いて、
絆創膏的な、その場限りの
解決法を出して
終わってしまうカウンセリングに
なっていることが多いです。
それは、カウンセラーが
思い描いたゴールに
導いているだけだから。
カウンセラーも相談者も
思い描いていなかった
解決法に導かれる。
それがカウンセリングの
理想的なゴールだと
思っています。
普段の会話でも同じです。
例えば、会社の会議で
何かを話し合っている時。
お互いの意見を出し合った後、
そのままテンポよく進めたら、
声が大きい人や、
権力がある人の意見が
採用されて終わってしまう
ことでしょう。
会議の本当のゴールは、
誰かの意見を採用するというより、
みんなの意見を融合した
第三案をみつけることなのです。
その第三案を見つけるには、
「間」が大切です。
2.会話に「間」を入れること
あなたは会話の中に沈黙があると
気になりますか?
・もしかして嫌われたのかも
・何か変なことを言ってしまったのかも
・私が何か言わなきゃいけないのかな
など、
沈黙の時間があると
何か言わなくてはと思うかもしれません。
そこをあえて、間を作りましょう。
その間は、相手の話を受けて考える時間。
「なるほど、そう考えているのですね」
そう共感することで、
間を作ることができます。
3.会話の中の間はアイデアが湧いてくる時間
相手の話を聞いて、間をとることで、
それまで気づかなかったことに
気づいたり
相手の案とも自分の考えとも違う
第三のアイデアが
ひらめいたりしてきます。
アイデアは、
心が緩んだ時にひらめくもの。
間をおいて、立ち止まることで、
アイデアがやってきます。
より良い結果に
結びつくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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