子育て中のお母さんから
お悩み相談がありました。
「私、嫌いだった自分の親と
同じように自分の子どもを
怒鳴ってしまうのです」
「直したいのに、
やはりヒステリックに
叱ってしまうのです」と。
子育てで、こんなことは
ありませんか?
自分が、親からされて
嫌だったと思っているのに
・ついつい子どもを責めてしまった
・ヒステリックに怒鳴ってしまった
・嫌になって無視してしまった
自分が嫌だったと思っているのに、
自分の子どもにしてしまう…。
1. なぜ親と同じパターンで子育てしてしまうのでしょうか?
なぜ、幼い頃の自分が嫌だったのに、
同じように子育てしてしまうのでしょうか?
「もうお姉ちゃんなんだから、
自分でやりなさい」
「まだこんなこともできないの?」
「しっかりしてよ」
と怒鳴り散らして、
ふと気がついたら、
悲しそうな顔をした我が子がいる。
自分の子どもの頃と重なり、
胸が締め付けれられそうになる。
しまった、またやってしまった…
と自己嫌悪に陥る。
でもいつも同じことの繰り返し。
もしそうだとしたら、
それは潜在意識に刻み込まれた
パターンなのかもしれません。
幼い頃から刻み込まれたパターン。
顕在意識では、
親が嫌いだったとしても、
潜在意識下では、
親は自分の創造主。
絶対的な存在。
親を愛している。
だから、育てられ方の
パターンが刻み込まれているのです。
2. 親とは違う子育てをしたい、そう思っているとしたら…
もしも、
自分の親とは違う子育てをしたい、
そう思っているとしたら…。
まずは、自分の潜在意識、
自分の中の幼い子どもから
育て直すという方法もあります。
幼い頃から刻まれた
育児パターンがあり、
不満に思っていることがあるかも
しれません。
どんなときに、
「お母さん嫌い。
私のことをわかってくれない」
と思ったのでしょうか?
どんなときに、
「あっ、私、
自分が嫌だと思っていた親と
同じことをしている」
と思ったのでしょうか?
気づいたときに、
メモしてみましょう。
たとえば
「またあなたがいたずらしたんでしょ。
壊れているよ。
まったく、何やっているのよ。」
と、子どもだった
あなたのせいではないのに、
家で起こった悪いことは
全て自分のせいにされた。
それがとても嫌だった。
そんなことを思い出したとしたら、
思い出した事をメモで
書いてみましょう。
「そうか、あのとき嫌だったんだね。」
自分の心に思い描いた幼い頃の自分を
なぐさめてあげましょう。
3. 自分の中の行動パターンに気づくと変えることができる
幼い頃に嫌だと思ったこと。
自分の子どもへのしつけで、
これは親と同じだから
嫌だと思ったこと。
それぞれメモをしていくと、
行動パターンに
気がつくかもしれません。
例えば
・子どもが口ごたしたら、
ヒステリックになってしまう。
・「おもちゃを片付けなさい」
と言っても無視されると
怒鳴ってしまう。
など、
「このシチュエーションだと、
後で後悔するような行動を
してしまう」
とわかってきたら、
それを認めてあげましょう。
自分の中の幼い自分を
いたわるイメージです。
そして、また同じような
シチュエーションになったとしたら、
次回はどう行動しようか
考えておくといいかもしれません。
子どもが口ごたえしだしたら、
深呼吸して怒りをしずめよう。
とか、
別の部屋へ行って
怒りをしずめよう。
など。
予め決めておくと、
今までの行動パターンを
変えることができるかもしれません。
これは、マイナスな思考に
おちいった時も同じ。
私の場合、
飲み会に誘ってもらえなかったりすると、
マイナスな思考におちいることがあります。
「なぜ、誘ってもらえなかった?
何かある?」
と考え込んでしまうのです。
でも、自分のパターンに
向き合うことで、
「仲間に入れてもらえなくて
不安になっているのだな」
と気がつき、
マイナスの思考の無限ループを
切れるようになりました。
あなたの行動パターンに
気づくことで、
深い悩みが減っていくと
いいですね。
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ありがとうございました。
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