あなたにとって、

「オトナ」の定義は何ですか?

 

幼い頃は、20歳になって成人式を迎えたら

「オトナ」なのだろうと思っていました。


実際に20歳になってみたら、

あれ?「オトナ」ではない…。


社会人になったらオトナ?
結婚したらオトナ?
子供ができたらオトナ?
40歳になったけど、まだオトナではない?

 

「オトナ」の定義って難しいですね。

 

  1.親は「オトナ」だったのか?

 

 

子どもにとって、親は絶対的な存在。

特に幼い頃は神にも匹敵するような

存在だと思っていました。


・親のいうことは絶対に守らなくては

 いけない。
・親が間違えるはずがない。
・親から愛されない自分が悪い。

 

そう思って、親が笑顔になるように、

親からほめられるように

行動していたことを思い出します。

 

でも、自分が親になってみて思ったこと。


果たして、両親は「オトナ」だったのか?

絶対に間違わない存在だったのか?と。

 

  2.毒親という言葉があるけれど…

 

 

6年ほど前から「毒親」という言葉が

一種のブームになり、

ひどい親に育てられて苦労した話などが

世間に知られるようになりました。

 

そこで語られる話を聞くと、

「私の親はそこまでひどくはなかったかな」

と思う人もいるかもしれません。


あるいは、

「まだましでしょ。私の親の方が

 もっとひどかったよ」

という人もいるかもしれません。

 

親の愛情の欠如から

立ち直る必要があるのは

もちろんですが、

問題はそれだけではありません。


あなたが当然だと思っている

あなたの性格や価値観は、

最初から決まっていたものではないのです。


親があなたをどのように育てたのかによって、

子どもの性格や価値観は作られてしまいます。

 

  3.価値観の作られ方

 

 

例えば、私の場合。


あるとき、娘と一緒に遊んでいる私をみた、

父がいいました。


「すごいな。俺はお前を抱っこしたことなんて

 なかった」

 

その時に、ふと思い当たることが

あったのです。


私は若い頃、上司に認めてもらいたくて、

体を壊してまで頑張っていました。


上司から「頑張っている」と言われても、

自分を認めることができませんでした。


もっと認めてもらいたい。

もっと圧倒的な何かが欲しい。

そう思い、突き動かされたように

働きました。

 

でも心の渇望は癒されなかった…。

 

だから、睡眠時間を削って

ゲームにハマり、

パチンコにハマりました。

 

それでも、寂しさが

癒されなかったのです。


何をどうしたら喜びが得られるのか、

幸せになれるのか、

まったくわからなかったのです。

 

悩んでいた若い頃、

私が欲しかったのは

父の愛だったのだなと。


父に認められたい。

「頑張ったね」といわれて

抱っこして欲しい。

 

幼い頃からずっと欲しがっていて、

与えてもらえなかった父の愛。

 

これが欲しくて、

体を壊してまで仕事を頑張って、

でも虚しかったのだなと。

 

自分の中の

「愛されたかった子ども」の

「愛し方」に気がつくと、

自分を癒すことができます。


「欲しかった愛の形」

が言語化できれば、

癒して愛することができます。

 

「欲しかった愛の形」に

自分で気がつければいいのですが、

なかなか難しいかもしれません。


そんな時は、

「愛あるカウンセリング」

をしてくれるカウンセラーさんに

頼ってみるのもいいかもしれません。


あるいは、

自分の癒し方を

学んでみるのもありかもしれませんね。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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