カウンセリングでは、
相談者の心の周波数に
カウンセラーの心の周波数を
あわせていきます。
悩んでいたり、落ち込んでいる相談者に
周波数をあわせていくと、
相手の悩みが、カウンセラーの
癒されていない心の傷に触れて、
一緒に痛みを感じてしまうことがあります。
そうなっていくと、
相談者よりも先に泣いてしまったり、
はげしく泣いてしまったり。
過剰反応をしてしまう可能性があります。
カウンセラーが過剰反応すると、
傾聴を妨げてしまうのです。
カウンセラーの理想の心の状態は、
中庸であること、あるいは無我であること。
1. カウンセラーがカウンセリングする前に行う心の準備
カウンセラー養成講座の中では、
レインボーテンポ呼吸法や、
自律訓練法という心を整える方法を
お伝えしています。
私は、これらの方法で心を整えてから、
カウンセリングをしています。
もちろん、心を整えてから
カウンセリングをしても、
心は揺れ動きます。
カウンセラーが悲しくなっても、
つらくなってもいいのです。
ただ、心が揺れ動いたことを察知して、
素早く元に戻せればいいのです。
揺れ動いている心を素早く元に戻すには、
カウンセリング前の準備だけではなく、
日常の自分の心への取組みも大切です。
2. 自分の心を素早く元に戻すとは
私が、カウンセリングを始めたばかりの頃、
初めて会った相談者の方の第一声が
「先日母が自殺したのです」でした。
その言葉を聞いた途端、
私はハッとして、心が凍りました。
冷や汗が出て、何を言ったらいいのか
わからなくなったのです。
心が動揺した時に、深呼吸などで、
素早く平穏な心の状態に戻せるのが
カウンセラー。
平穏な心の状態に戻すには、
日常の心の状態を知っておく必要が
あります。
日常生活の中で、
「自分は今何を感じているのかな?」
「今の自分は、どのような心の状態なのかな?」
いつも心に気を配っていると、
自分の心の状態や、中庸な状態がわかってきます。
3. 夢中になっている心を感じる
私は、サーフィンが好きです。
やっとサーフボードに立てるくらいのレベルなのですが、
とても好きなのです。
サーフィンをしている時の心は、
目の前の波のことしか考えていません。
まさに無我の境地です。
ネガティブもポジティブも、
ダメ出しも何もなく、
ただ今やっていることに没頭している。
この心を感じられると、
「相手をジャッジせず、
自分のことは脇において、
ただ相手のことに興味を持つ」
そんな理想のカウンセリングに
近づいていくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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