例えば
こわい上司について相談しようと思って
友だちに話し始めたのに
ただの愚痴になってしまった。
そんな経験はありませんか?
1.相談と愚痴の違い
相談とは、何かに悩んでいるときに、
第三者の意見やアドバイスを
求めることを言います。
相談することで、
自分自身の考え方や行動を見直し、
新たな解決策を見つけることもあります。
また、相談相手から
的確なアドバイスをもらえて
問題が解決することもあります。
愚痴とは、
言っても仕方がない事のこと。
「上司とあわないんだよね。
話しかけられるだけで気分が落ちちゃう」
など、感情を伴って話すことが多いです。
そして、ネガティブな感情を
話すことで、その思いが強化され、
さらにネガティブな気持ちに
なってしまいます。
2.相談が愚痴になってしまう理由
相談しようと思っていたのに、
愚痴になってしまったとしたら、
悩みが解決した状態が
イメージできていないのかも
しれません。
例えば、上司との人間関係なら
どうなったら理想的でしょうか。
上司から認められたい
仕事のやり方を聞きたい
怒られたくないなど、
こうなったらいいなが
イメージできると、
悩みを人に相談しやすいです。
ただ、嫌だなと思っている。
不快な気持ちになっているなど、
持っている感情だけを考えていると、
相談ではなく、愚痴になりやすいです。
そして、相談された相手は
アドバイスしにくくなってしまいます。
3.求めるのは同意ではなく共感
辛い思いや悔しい思いなど、
ネガティブな感情を
強く持っている時は、
「あなたもそう思うでしょ?」
と同意を求めたくなるかもしれません。
ここでネガティブな感情を
共有すると、その感情は
どんどん強化され、
悩みが深くなってしまいます。
相談相手に求めるのは、
同意ではなく共感です。
状況は同じでも、どう感じるかは
人それぞれ。
同じ立場で見てもらえるように、
悩みの状況を説明し、
感じ方を説明しましょう。
悩みの状況と感情を
相談相手にわかってもらえることで、
解決のヒントが見えてくることでしょう。
詳しくは、
『「うまく相談できない自分」に
サヨナラする本』の
第1章を参考にしていただけたら
うれしいです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
神戸正博公式LINE、始動
神戸を応援してくださっている方
に向けて運用している
ちょっと秘密でプレミアムなLINEです。
神戸の新プロジェクトや、
それにまつわる進捗の共有
神戸の研究の最前線情報なんかも
発信していきます。