相談する相手はいますか?
相談相手というと、
親やパートナー、
親友を思い浮かべるかもしれません。
そして、なかなか相談できないんだよねと
思うかもしれません。
1.身近な人に相談しにくい理由
家族や親友は顔をあわす機会も多く、
話しやすいはず。
相談するとしたら家族か親友かな。
でもなぜか相談しにくい…。
そう思った経験があることでしょう。
それは、「迷惑をかけたくないから」
例えば、お金の悩みだとしたら、
最終的に借金を肩代わりしてもらうことに
なるかもしれません。
職場の上司との人間関係の悩みだとしたら、
悩みの根源の上司との間を
とりもってもらうことになったり、
転職することになったりするかも
しれません。
相談したら親身になってくれる
かもしれないけれど、
迷惑がかかるだろうな…。
そう思うと相談しにくくなって
しまうのです。
そして、迷惑をかけてしまうかも
しれないという申し訳なさの奥には、
見捨てられるかもしれないという
恐怖が隠れています。
見捨てられたら生きていけない…
その思いが相談しにくくしていると
いえます。
2.身近な人からの相談は傾聴しにくい理由
カウンセリングとは、
アドバイスするのではなく
相談者によりそい、
相談者の中にある悩みの根源を
一緒に導き出していくこと。
そんな傾聴がカウンセリングの基本です。
私もカウンセラーとして、
傾聴に徹して、
心によりそいながら接するのを
心がけています。
では、家族からの相談事に
傾聴の態度でいられるかというと、
おそらく難しいことでしょう。
関係性が近すぎて、
傾聴だけではなく、
アドバイスしてしまうことでしょう。
時には耳の痛いことや
傷つけてしまうようなことを
言ってしまうかもしれません。
身近な人からの相談は、
受ける側も、他の人からの相談事とは
違う態度になりがちです。
3.相談しにくいランキング
相談しにくいランキングとして
第1位 パートナー
第2位 親
第3位 友人
このように言われています。
これは、当事者意識が高い順です。
相談しにくいなと不安を感じながら
相談しても、
相談したいことがうまく伝わりにくい
ことがあります。
もらったアドバイスも
悩み解決につながらなかった
ということになってしまう
かもしれません。
家族や友人に相談しにくいのは、
迷惑をかけたくない、
見捨てられたくないと
思っているんだなと気づくだけで、
相談の仕方が変わります。
相談する相手も決めやすくなります。
この悩み、誰に相談したらいいのだろうかと
迷った時、参考にしていただけたらと
思います。
詳しくは、
『「うまく相談できない自分」に
サヨナラする本』の
第1章を参考にしていただけたら
うれしいです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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