「夢をかなえて幸せになりたい」というのは、
ほぼすべての人に共通の願いでしょう。
「私は夢をかなえることができる」
と信じられるかどうかは、
過去の経験のとらえ方によります。
やったことがないことでも、
「なんだかできそうな気がする」
と思うのか、
「やったことがないから難しい」
と思うのかで、
その後の行動や夢をかなえる速度が
全然違ってきます。
「なんだかできそうな気がする」
の心を育てるために大切なことがあります。
1.睡眠
忙しくて睡眠不足ということは
ありませんか?
睡眠不足は健康に悪影響を
及ぼすだけではなく、
記憶にも影響を及ぼします。
カリフォルニア大学の心理学者、
スティーブン・J・フレンダ氏が率いる
研究チームが、
睡眠不足によって、
偽りの記憶が作り出される傾向を
調査しました。
睡眠時間5時間以下の被験者と
睡眠時間8時間前後の被験者に、
盗みなどの犯罪が行われている
写真をみてもらい、
その後写真について書かれた、
誤った情報を読んでもらっての調査です。
その結果、睡眠不足の人たちは、
睡眠が足りている人たちよりも、
細かい部分の記憶が間違っていたとのこと。
睡眠不足によって過去の記憶が
書き代わりやすくなっているのです。
睡眠不足の時、
過去の記憶をネガティブにとらえるような
情報が入ってきたとしたら、
記憶が書き代わり、幸せを味わいにくくなる
可能性もありえます。
2.記憶は社会に同調して変化する
また、記憶はもたらされた情報によっても
変化します。
神経科学者がある調査を行いました。
数十人の被験者を、5人ずつのグループに
分け、それぞれ、警察の逮捕の様子を
追った現場レポート風の
短いドキュメンタリー映像を見ました。
3日後にドキュメンタリー映像についての
「1回目の記憶テスト」を受けました。
さらにその4日後に、
被験者はもう一度呼び出され、
今度は脳スキャナーにかけられた状態で、
「2回目の記憶テスト」がありました。
この「2回目の記憶テスト」の前に
被験者には言わずに、
間違っている情報が与えられました。
それは、「同じグループの人の回答」
として与えられた情報。
実は違っている内容でした。
その後、「2回目の記憶テスト」
を受けたところ、
1回目の記憶テストでは
正解だった部分を
間違えた割合が、
70%になったのです。
これは後から与えられた情報によって
自分の記憶を書き換えた結果だといえます。
3.適度な眠りと周りの環境が幸せを左右する
今この瞬間の時間の使い方は、
過去の選択の結果です。
そして、過去の経験を
どうとらえているのかによって、
今の過ごし方の選択が変わるのです。
「なんだかできそうな気がする」
心を支えるのは、
過去の経験のとらえ方。
睡眠不足によって、
過去の経験がネガティブなものに
書き変わってしまうこともあります。
入ってくる情報によって、
過去の経験のとらえ方が
変わります。
適度な睡眠は取れていますか?
周りに夢を語り挑戦し続けている人や、
いつも楽しそうに夢をかなえている人は
いますか?
適度な睡眠と、
日々入ってくる情報に気を配ることで、
あなたは幸せに導かれることでしょう。
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ありがとうございました。
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