もう何ヶ月も悩んでいるけれど、

どうしたらいいのかわからない。

そんな時、どうしていますか?

 

なんとなく

「自分のことは他人に話さない方がいい」

そう思っていませんか?

 

 

  1.悩み続けるデメリット

 

 

「自分のことを話してはいけない」という思いは、

奥ゆかしさが美徳という考えから

きているものでしょう。

 

例えば会社では、

「本音」を言うと評価が下がるという懸念が

あるのかもしれません。

 

でも、相談しないまま悩み続けていると

・悩み続けている時間

・悩み続けている気分

2つとも損をしてしまいます。

 

特に気分は大切。

悩みをかかえていると、

イライラいしたりネガティブな気分に

なります。

 

ネガティブな気分でい続けることは、

ネガティブな情報にアンテナを立てている状態。

 

受信されるのはネガティブなことばかりです。

 

例えば人にほめられたり、

感謝されたことがあったとしても

気づかないのです。

 

印象にも残らず、

そのままスルーしてしまいます。

 

逆に、怒られたり、ダメ出しされたことは

重要情報として取り込まれ、

ネガティブな感情が強化されてしまいます。

 

 

  2.相談上手になるための準備

 

 

勇気を振りしぼって相談したのに

相手にされなかったり、

批判されるようなことを言われて

さらに傷ついたり。

 

悩みが解決するどころか、

さらに良くない状況になってしまうことも

あります。

 

それは準備不足だっただけ。

上手に相談するには

いくつかのプロセスがあります。

 

それは

・悩みの種類を見極める

・相談する人を選ぶ

・どのくらいの時間がかかるのかを予想する

・どこで相談するのかを決める

 

などです。

 

そして、実際に相談する時は、

内容を整理しておきましょう。

 

頭の中で考えていると、

怒りや悲しみなどの感情のベールに包まれて、

悩みの本質が隠れていることもあります。

 

そのままの状態で相談したら、

何をどう言ったらいいのかわからず、

相手に悩みの内容が伝わらないことも

あります。

 

とりとめのない話をして、

結局よくわからなかった…では

時間ももったいないです。

 

悩みとは、解決できない問題のこと。

 

「私は何を解決したいのだろうか?」

そう思いながら悩み事の内容を言葉にしてみると、

悩みの内容がみえてきます。

 

 

  3.相談することで潜在的な悩みに気がつく

 

 

「どうしても役員になりたいのです。

 どうしたらいいのでしょうか」

そう相談された男性がいました。

 

顕在的な悩みは

「役員になりたいけれど、なかなかなれない」

 

解決したいことは

「役員になるために何をしたら

 いいのかを知ること」

のように思えるかもしれません。

 

実は悩みの本質はそこではありませんでした。

 

心の奥底にあったのは

「家族に認められたい」ということ。

 

1人で悩んでいる時は、

顕在的な悩みのみに集中しがちです。

その奥にかくれている

潜在的な悩みは見えません。

 

第三者に相談して、

心の奥底にあるものを引き出して

初めて気づくのです。

 

今見えている悩みの

基本的な状況説明ができるように

悩みの情報を整理してから

適切な悩みを人に相談すると、

潜在的な悩みが引き出されていきます。

 

解決策が見えてくることでしょう。

 

詳しくは3月16日発売の著書

『「うまく相談できない自分」に

サヨナラする本』の第1章に

書きました。

 

参考にしていただけたら

うれしいです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博の本、もうすぐ発売されます。

よろしくお願いいたします。

「うまく相談できない自分」にサヨナラする本

 

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