私たちの感情には波があり、
幸せを感じる時もあれば、
不幸を感じる時もあります。

 

私たちは幸福を感じ続けることはできません。


それはなぜなのでしょうか。

 

 

  1.私たちが幸福を感じ続けられない理由

 

 

私たちは、喜びや楽しさよりも脅威や危険、
心配事、怒りなどに意識がいき、
反応するようにできています。

 

それは、生き残るための本能です。

 

昔、自然の中で生きていた頃は、
危険を察知しいち早く逃げることで
人間は生き延びていました。

その本能が残っているのです。

 

その結果、
「脳は悪い体験に対しては、
 マジックテープで、
 良い体験に対してはテフロン」
として作用するようになったと、
リック・ハンソン著
『幸せになれる脳をつくる』に

書かれています。

 

悪い体験は、マジックテープで
貼り付けたように脳の中にはりつき、
良い体験はテフロン加工されているかのように、
流れていってしまうのです。

 

今日良いことが3つあったとしても、
1つの悪いこがあれば、
そちらに気をとられてしまいます。

 

もともと脳の構造上、悪いことの方に
気をとられるようになっているのです。

 

  2.悪いことに気をとられる私たちにできること

 

 

悪いことに気をとられがちな

私たちにできることは、


あえて「良いこと」に取り組んで、
「良いこと」を思い出すこと
です。

 

  3.良いことを思い出すために

 

 

良いことを思い出すには、
楽しい気持ちになる体験をしておくこと。


楽しい体験を意識して記憶に残すことです。

 

私は、子どもを連れて

いろいろなところに行きます。


公園やデパート、ご飯を食べに行くなど。

 

それは、その時を楽しむため

だけではなく、
後になって「楽しい気持ち」を

思い出したいからだと
気づきました。

 

過去の楽しい思い出や、
誇らしい体験を思い出すのは、
今現在の精神的な質に直接影響します。

 

日常生活の良い体験、楽しい体験を
「楽しいな、うれしいな」とあえて
自覚しながら体験しましょう。

 

そして楽しさを味わい、
終わった後も楽しさの余韻を

味わいましょう。

 

そうすることで、
良い体験の習慣が自然な構造として、
脳に組み込まれます。

 

頭の中で何度でも楽しい体験が
再現できるようになっていきます。

 

日々の生活は、

楽しいことがいっぱいなのだと気づき、
幸せを感じられることでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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