何かをしたいなと思った瞬間、
「いやムリでしょ」と思ったことは
ありませんか?
人が自分の行動に対して
「するか、しないか」を
判断する基準は0.2秒といわれています。
なぜ、夢を0.2 秒で瞬殺してしまうのでしょうか。
1. なぜ、「ムリかも」と思ってしまうのでしょうか?
10年ほど前、私は金属加工の仕事をやめて、
実家に戻っていました。
部屋に戻って、自分探しをしていたのです。
ずっと家にこもっていたかった
わけではありません。
ただ、自分が何をしたいのか、
わからなかったのです。
「私は何をしたいのだろうか?」
何度も自分に問いかけて、モンモンと
考え込んでいました。
ノートに考えていることを書いて、
自分と向き合ったのです。
その結果出てきた答えが「セミナー講師」
でも、思い浮かんだ瞬間、
「ムリでしょう」という言葉が浮かびました。
当時の私は、金属加工の仕事しか
したことがない人。
人前で何かを教えたことはありませんでした。
私の中の自分のイメージは
「私は会社員。金属加工をする人」だったのです。
セミナー講師なんてムリなのでは?と思うのは、
自分自身の先入観。
先入観が、できることをできないことに
してしまうのです。
2. 昨日できなかったことは、今日もできない?
昨日できなかったことは、
今日もできないと思い込んでいませんか?
私は、これには向いていないと
勝手に思い込んでいませんか?
10年前、セミナー講師になることに
大きな壁を感じていた私が、
一歩を踏み出すきっかけになった話があります。
それは、動物園の動物の話。
動物は、小さい頃は、
鎖でくいにつながれると、
逃げようとします。
でも、逃げようとして暴れても、
その度に足が鎖に引っ張られて
痛い思いをするのです。
何度も繰り返しているうちに、
いくらもがいても、
逃げられないんだと悟ります。
そして、もう逃げられないんだと
あきらめてしまいます。
大きくなって、
くいと足をつないでいる鎖を
引きちぎられるくらいに力がついても、
逃げようとしません。
逃げようとしても、痛い思いをするだけ。
そう思ってあきらめて、挑戦もしないのです。
これは、人も同じ。
昨日までできなかったこと、
やったことがないことは、
今後もできないと思って
あきらめていませんか?
これを読んだ時に、ハッとしました。
できなかったあるいは、
やったことがないは、
過去の話。
今は違うかもしれない。
今ならばできるかも。
あるいは、1ヶ月後、
半年後ならばできるかも。
そう思ったのです。
これを読んで以来、
今日はできるかも、
明日ならばできるかも。
そう思って歩んできて、
念願のセミナー講師になりました。
もしも、何かをしたいなと思った瞬間、
夢を瞬殺しそうになったら、
それってただの先入観かも?
と問いかけてみてください。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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