ある日の宝地図手帳セミナーで
どうしても違和感があって、
喜んだり自分をほめたりできないのです
そう相談された方がいました。
1. 苦労した先に成功がある?
「手帳にできたらいいなと思っていることを
落書きのように書き込こみましょう」
そうお伝えしたのですが、
「なかなか書けない」とのこと。
やっとの思いで書いたものの、
できたことにして喜ぶと言われれても
よくわからない。
そんな感じでした。
もしかしたら、
人生は苦しいもの、ラクをしてはいけない。
苦労して初めて楽しいことがやってくる。
そう思っているのかも。
かつては私もそうでした。
仕事とは、嫌なことを一生懸命やるもの。
苦労してやっとお金がもらえる。
成功とは、一生懸命努力して、
苦労してやっとつかめるもの。
そう思っていたから、当時の私は、
苦労することばかりだったのです。
1日の終わりに浮かぶことは
できなかったことばかり。
あれができなかった。
これはやったけれど、不十分だった。
もっとちゃんとやれたのではないか?
こんなことではダメだ。
ダメ出しばかりして、落ち込んでいました。
今にして思えば、幸せからは、
ほど遠い状態だったといえます。
2. 自分をほめられない?
自分にダメ出しをすることは得意だけれど、
自分をほめるなんてできない。
もしも、そんな風に思っているとしたら、
ほめるハードルが高いのかもしれません。
〇〇を完璧に仕上げたら
自分を認めよう。
△△ができたら、
すごいと思えるかもしれない。
そんな風に思っていると、
できるまでずっと自分をほめられません。
そして、できているのに、
自分を認められず、
もっとできるはずと
自分を追い込んでしまう人もいます。
それは、
「楽しんではいけない、成功してはいけない」
という禁止事項を心の中に持っているのかも。
3. 心の中の禁止事項に気づいたら、自分を認められる
楽しんではいけない。
成功してはいけない。
このような禁止事項を持っているとしたら、
幼い頃に
・ゲームをしていたら
「そんなことばかりしていないで、早く勉強しなさい」
と言われ、遊ぶのは悪いことだと思った
・一人でおやつを食べていたら、
「 なんで一人で食べているの」としかられた
・楽しんでいたら「そこで喜ぶんじゃない」と怒られた
・テストで98点をとったら、
「あと2点。気を抜いちゃダメ」と言われた
・運動会で1番になったけれど、
「世の中にはもっとすごい人がいるから
頑張らなきゃダメ」と言われて
ほめてもらえなかった
など、楽しんでいたらしかられたり、
頑張ったけれど
ほめえもらえなかった経験が
あるのかもしれません。
幼い頃の記憶の中に
思い当たることがあったら、
その頃の子どもの自分を、
ほめてあげましょう。
「楽しんでいいんだよ」
「頑張ったね、えらいね」
親のような温かい慈愛の心で
自分を見守ると、
今日1日生きているだけで素晴らしい、
ありがとうと思えてくることでしょう。
手帳は、セルフカウンセリングの
ツールなのです。
自分をほめられない、
できたらいいなと思っていることを、
できたことにして喜ぶといわれても
よくわからない。
もしもそう気づいたら、
幼い頃の記憶をたどってみましょう。
幼い頃からつちかった、
禁止事項があるかもしれません。
そして、その禁止事項に気がつくことで、
夢をかなえる
カギがみつかるかもしれませんね。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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