人のことをみていると、
あの人は、こんなことが得意なんだな。
こんなことをしたら、
みんなの役にたつのだろうな、
などと、わかることがあります。
でも、自分のこととなると、
何が得意なのか、何が好きなのか、
何をしたいのかよくわからない。
そんな風に思ったことはありませんか?
1. 自分のやってみたいことに気づく方法
やるべきことでいっぱいで、
「時間がない」とつぶやいていることが
あります。
「時間がない」とつぶやくのは、
他にやりたいことがあるから、
時間がないと思うのです。
でも、「これをやりたいから、
まとまった時間が、このくらいほしい」
と、明確にはなっていません。
そんな時は、ノートとペンを準備して、
自分自身と向き合ってみましょう。
私は何がしたいの?
何をやってみたいの?
そう自分に質問して、
思いつくままにメモするのです。
自分自身のことは、
人に教えてもらうわけにはいきません。
仮に、
「あなたは〇〇をやったほうがいいのでは?」
と言われても、
自分が納得していなかったら、
できないことが多いのです。
私は、今から12年ほど前、
自分探しをしていました。
私は、本当は何をやりたいのだろうか?
何日も自分に向き合い、ノートに書き出し、
自分の心にきいた結果、
「セミナー講師として心のことを伝える」
ことをしたいとわかったのです。
それまでは会社員の経験しかなく、
まわりも会社員の友だちしか
いませんでした。
当然のように、
「セミナー講師?無理でしょ」
と反対されたのです。
自分自身に向き合わなかったら、
私がセミナー講師になることは、
なかったかもしれません。
2. やってみたいことを味わってみる
できたらいいな、
やってみたいなと思っていることの中には
・ちょっと時間をとったらできそうなこと
・時間もお金もかかること
・人生をかけて取り組むこと
など、いろいろな内容が入っていることでしょう。
たとえば、
今の仕事をやめないと挑戦できないこと
とか、
難しい勉強をして資格をとらないとできないこと
なども入っているかもしれません。
今までやってきたこととは、
がらりと変わる内容の場合、
失敗したくない、
だから一歩も踏み出せない。
そんな気持ちになることもあります。
そんな時は、いきなり挑戦する前に、
未来を先取りして、味わってみるのです。
税理士になりたいという人がいました。
でも、資格勉強が全然すすまない
というのが悩み、とのこと。
税理士になった自分を想像して、
その気分を味わってもらったのです。
「ついに税理士試験に合格して、
税理士になれたね。頑張ったね。
クライアントさんに税金のことや
助成金の話をして、喜んでもらえたね。」
税理士になった自分を想像して、
自分をほめてもらったのです。
想像してみたら、
あまりワクワクしなかったとのこと。
なんだかピンとこない感じ。
あれ?もしかして、
税理士になりたいわけでは
ないのかも。
その方は、自分の本当の心に、
気づいたようでした。
やってみたいなと思ったことを、
やってみた自分を、想像します。
その時に、楽しい気分ではないとしたら、
それは、やりたいことではない
可能性もあります。
もしかしたら、
人からすすめられたこととか、
好きではないけど、らくそうだからとか、
自分自身の価値観とは、
あわないことなのかもしれません。
「私は、本当は、何をしたいのだろうか?」
と自分自身に向き合うと、
あなたの使命や才能がみえてきます。
「これをやりたいんだ」とわかったら、
そのことだけに集中すればいいのです。
時間がないという勘違いから、
抜け出して、自分の人生を選びとる、
第一歩をふみだせることでしょう。
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