これをやってみたい。
やらなきゃ。
そう思っているのに、できないこともあります。
やりたい気持ちはあるはずなのになぜ?
そう思ったことはありませんか?
1. これはチャンスかもしれない、と思った瞬間に起こっていること
ある日、私にビックチャンスがきました。
「大学でセミナーをしてほしい」という話です。
私は、高専卒で大学を卒業していません。
セミナー講師として、
人に教えることには慣れていますが、
大学で教えた経験はありません。
・大学で教えるなんてできる?
・私が教えていいの?
・何を教えるの?
そう思って、不安や恐怖の感情がでてきました。
最終的に、「はい。うけたまわります」
と答えられたのですが、
最初は、え?無理なのでは?と、
一瞬とまどったのは事実です。
2. 危険を感じるのは大切な機能
チャンスが目の前に現れたとき、
やってみたいことだ、
でも、できなかったらどうしよう
といった感情がわいてくるかもしれません。
危険を察知するのは、脳の大切な機能。
いつもと違うことを、
「危険」と思えなかったら、
私たちは生きていけません。
しかし、いつもと違うことすべてを
危険だと思い、何もしなかったら、
チャンスがつかめないともいえます。
3. 自然にやってしまう心を作る方法
いままでやったことがないことを、
やってみる時は、不安がつきものです。
では、不安に思うこともないくらい、
小さな変化だとしたらどうでしょうか。
ある日、理想の1日を考えてみました。
朝、ウォーキングをやったら
健康にもよさそうだな。
そう思ったのです。
そこで、手帳のウィークリー欄の、
朝のあいている時間に
「ウォーキング」と書きました。
手帳に「ウォーキング」と書くことから、
小さな変化が始まっています。
書いただけなので、
実際の行動は何も変わっていません。
でも、毎日書きました。
私の朝一番の予定は「ウォーキング」。
そして夜、ウォーキングを
できたことにして、
声に出して自分をほめたのです。
「朝、早く起きて、ウォーキングできたね。
すごいね」
最初は、声に出していいながら、
いや、やっていないしと思っていました。
でも、1ヶ月ほどやっていると、
やった気になっているのです。
毎朝頑張っているなと、
納得している自分がいます。
ある日、ショッピングモールへ行った時、
無意識にスポーツ用品店で
ウォーキングシューズを手に取っていました。
はっと気がつき、その日は購入せず帰宅。
でも、後日どうしてもシューズが気になり
購入したのです。
続けて、ウェアも購入。
毎日ウェアやシューズを見ていると、
ウォーキングがしたくなり、
自然な流れでウォーキングを始めたのです。
手帳に「ウォーキング」と書き始めて、
約1年。
今では、歯を磨くのと同じように、
自然に、毎朝ウォーキングをしています。
手帳に書いてみるという
小さな挑戦から始めて、
気がついたらやっていたということ。
少しずつやれる自分、
あるいはやったことにした自分
を作っていくと、
「やってみる」という壁が低くなり
サラッとチャンスをつかんでいるかも
しれませんね。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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