やったことがないことだから、
チャレンジしたらできるかもしれないのに、
なぜか「自分にはムリ」という声が
聞こえてきて、手が止まってしまう。
こんなことはありませんか?

 

 

  1. 私たちは、過去の記憶を元にして行動を決めている

 

 

私たちは、新しいことを始めようとした時、
無意識に過去の記憶を思い出しています。

 

たとえば、
初めてのプレゼンテーションだとしたら、
小学校の時、学級委員長をしたときのことを
思い出しているかもしれません。

 

あのときに、みんなの前で発表できたから、
今回も大丈夫にちがいないとか。

 

経験を思い出して、比べて
行動するかどうかを決めているのです。

 

  2. ちょっとしたことでも「自分にはムリ」と思うとしたら

 

ちょっとしたことでも、「自分にはムリ」
と思って行動が止まってしまうとしたら、
幼い頃、親から
「お前にはまだムリ。そんなことできるわけがない」
と言われた経験があるのかもしれません。

 

すぐに思い出せなくても、
無意識の中に、幼い頃の記憶が眠っています。


その眠っている記憶が、
「自分にはムリ」という気持ちを
引き起こしているのかもしれません。

 

  3.記憶は書き換えることができる

 

 

アメリカのノースウェスタン大学
ファインバーグ医学校で、
このような実験が行われました。

 

70人の被験者に、
3日間続けてグリッド線上にある物の位置を
記憶してもらったのです。

 

パソコンのスクリーン上で
180のそれぞれ違う物の位置関係を記憶。

2日目には、中央に集められた物を
元の場所に戻すテスト。

3日目には、最終的に
どこまで正確に覚えていたのかを
テストするというものです。

 

最終日には、1日目に覚えた場所ではなく、
2日目に置いた場所に近い場所に
物を置く傾向がありました。

 

この結果から、記憶は時間とともに
変化していくものだといえます。

 

昔のことを思い出そうとしたときに、
昔の出来事なのか、
ドラマのワンシーンなのかわからない
と、思った経験もあるかもしれませんね。

 

何かに挑戦しようと思った時に、
「自分にはムリ」という心の声がきこえてきたら


・幼いころはできなかったかもしれないけれど、
 今は大丈夫
・親から「まだムリだよ」と言われたのは
 自分が幼かったから
・親から「まだムリだよ」と
 言われたかもしれないけれど、
 実は、記憶違いかもしれない

 

そんな風に過去の記憶の意味づけを、

変えてみましょう。

 

やってみようと思ったことをやる
第一歩を踏み出せることでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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参考記事

https://www.sciencedaily.com/releases/2012/09/120919125736.htm