昨日、YouTubeとLINEで
オンライライブ講座をしました。
「傾聴の罠」にはまらると結局「話聞けない人」|カウンセラー・コーチング・接客業・援助職の方必見
その中の一つに
「今までカウンセリングしてきた中で
印象に残っていることはありますか?」
というものがありました。
1.あなたならば第一声は何と声をかけますか?
カウンセラーとして、数千人の方に
カウンセリングをしてきました。
その中で印象に残っていることの1つは、
私の失敗例です。
その方は、最初から怒っていました。
怒りが表情にでていたのです。
目をつりあげたまま椅子に座りました。
もしもあなたならばなんと声をかけますか?
当時私はまだカウンセリングを始めたばかり。
経験はほとんどなく、
どうしたらいいのかわからなかったのです。
怒っているお客様にかけた言葉は
「今日はどのようなご相談ですか?」
でした。
そして、言われた言葉は
「なんであなたにそんなことを
言わなくちゃいけないのよ」
だったのです。
カウンセリングは、
相談者の方が悩み事を話してくれるのが当たり前だ
と思っていた自分を、思い知らされました。
2.カウンセリングに絶対解はない
カウンセリングの基本は傾聴。
傾聴には、うなずき・あいづち・伝え返し
ミラーリングなどいろいろなスキルがあります。
でも、どれも正解はありません。
私は、相談者が怒っていると知りながら
「今日はどのようなご相談ですか?」
と、定番の言葉を言いました。
相談者の心に寄り添えて
いなかったのです。
この時の私の気持ちは
相談者はなぜか怒っているけれど、
私のせいではない。
だから、ひとまずいつも通りに
進めていこう。
このような気持ちでした。
私の心のベクトルは、相談者ではなく、
自分に向いていたのです。
自分を守ろうとしていたと
言ってもいいかもしれません。
怒っている相談者の心に寄り添うのであれば
「何か思っていることと違うことがありましたか。
どうされましたか」
このように、今の心を聞く質問をして、
教えていただくことでしょう。
3.カウンセラーにとって大切なもの
カウンセリングでは、
このスキルを使えばいいとか、
この質問をすればいいといった正解はありません。
でもたった一つだけ必要なものがあります。
それは、カウンセラーのあり方。
相談者を絶対に傷つけない。
そして、本人以上に相談者を信じて、
認めて、見守る心をもって接すること。
人は自分の機嫌でその日の態度が
変わってしまいます。
機嫌が良いときは
人に優しく接することができますが、
機嫌が悪い時は、知らず知らずのうちに
人に厳しく接することがあります。
自分の機嫌を自分でとることで、
この気分の波の幅が小さくなります。
気分の波によって、カウンセリングの内容が
異なってしまうことがないように、
自分を整えていくのはどうでしょうか。
自分の心を整えるには、
瞑想がおすすめです。
自分の心の声をきき、整えていく瞑想。
誘導瞑想の音声をYouTubeにアップしています。
ご活用していていただき、
心を整えて、カウンセリングに望んでいただけたら、
より相談者に寄り添い見守る
癒しのカウンセリングになることでしょう。
誘導瞑想動画をアップしているYouTubeはこちら↓
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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