カウンセラーに大切なのは、

スキルではなくあり方です。

 

カウンセラー養成講座などで、

よくこのように伝えています。

 

では、あり方とは何なのでしょうか。

 

 

  1.一緒にいてホッとする相手とは

 

 

悩み事を友達や周りの人に相談した時、

「〇〇をしてみたらいいのでは?」とアドバイスされ、

その時は、それもいいかも・・・と思ったけれど、

結局何もせず、何も変わらず悩んだまま。

 

そんな経験はありませんか?

 

・一緒いいてホッとする相手

・優しさが溢れているなと感じる相手

 

どんな人だろうかと考えた時、

どんな人が浮かぶでしょうか。

 

何かを教えてくれる相手ではなく、

自分の話をただ聞いてくれて、

自分の気持ちをわかってくれて

そのままの自分を受け入れてくれる人。

 

こんな人がいたら、ありのままの自分で

いられることでしょう。

 

 

  2.優先順位は人によって違う

 

 

仕事を最優先で考えている人

家庭を最優先で考えている人

自分自身を最優先で考える人

周りの人を最優先で考える人

 

優先順位は人それぞれです。

 

例えば、仕事よりも

家庭を優先したいと思っている人が

「この日は娘の授業参観があるので、

 仕事を休ませていただきます」

と言った時に、

 

「今、仕事が大変な時期なんだから、

 仕事を優先して」

と言っても、その人を苦しめるだけです。

 

自分は仕事を優先で考えている。

相手は家庭を優先で考えている。

 

優先順位は人それぞれ違うのだな。

 

そう認められると、自分の価値観もわかり、

人の価値観もわかってきます。

 

 

  3.カウンセラーのあり方とは

 

 

 

カウンセリングは、

どうしたらよいかのアドバイスを受けたり、

答えを出す場ではありません。

 

相談者自身の力で、

気持ちや考え方を整理するサポートを行う場。

 

話をよく聞いて、気持ちをわかってくれる。

優先順位や価値観の違いを

そのまま受け入れてくれる。

 

このようなそばにいて、

話をきいてもらうだけでホッとする存在。

 

相手の未来を相手以上に信じて見守っている人。

 

それがカウンセラーのあり方です。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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