ネット世代と言われる、
15歳〜29歳までの若者にとって、
居場所と感じているところはどこなのか?
このような、若者のコミュニケーションについての調査が
内務省で行われました。
1.若者の居場所はどこ?
15歳〜29歳までの男女6000人を対象に行われた
インターネットアンケート調査の結果、
自分の居場所だと感じる場所は
自分の部屋 89%
家庭 79.9%
インターネット空間 62.1%
学校 49.2%
職場 39.2%
となっていました。
そして、
自分の部屋・家庭・学校・職場・地域・インターネットのうち
居場所が3つ以上あると回答したのは、
全体の75%を占めていました。
自分の居場所が多い方が、誰とでも仲良くなりやすく、
その場にあった行動がとりやすいというのも
アンケート結果から出ています。
2.強いつながりを感じるのはどこ?
つながりについて
・楽しく話せている時がある
・何でも悩みを相談できる人がいる
・困った時は助けてくれる
・他の人には言えない本音を話せることがある
・強いつながりを感じている
家庭・学校・職場・地域・インターネット上の5つで、
5つつながりを示す項目について、
「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた割合を
調査しています。
その結果、
どの項目も、1位は家庭、2位は学校3位は職場、
4位はインターネット、5位は地域という結果でした。
実際に会った状態の方が、つながりを感じる
と言えます。
3.インターネット上のつながりについて
ネット世代にとって、インターネットのことを
どう思っているのかについては、
・場所を問わないので、参加しやすい
・情報発信・情報探しの手段として活用できる
と手軽さを感じているものの
・自分や相手の気持ちが伝わりづらい
・自分の情報が悪用されそうで心配
など、物足りなさや不安を感じていることがわかります。
4.孤立しやすい若者とは
孤立しやすい若者は、
・自分の部屋・家庭・学校・職場・地域・インターネットのうち
自分の居場所が0箇所や1箇所と感じている人や
・現在の暮らしむきを低いと感じている人
・休職中を含む無業者の人
などの場合、相談できる人がいないと
回答した率が高くなっていました。
各地域で、地域の誰もが参加できる食堂や
コミュニティの設置が進められています。
一人で思い悩む若者を一人でも減らしたい。
それにはどうしたらいのだろうか。
私も日々考えているところです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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参考記事
内務省 平成29年版 子供・若者白書 特集 若者にとって人とのつながり(PDF)
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h29honpen/pdf/b1_00toku_01.pdf





