「悪いことばかりに目がいって、
いつも心が晴れないのです」
というお悩み相談がありました。
1. 常に幸せな気持ちでいることは無理?
『幸せになれる脳をつくる』の著者リック・ハンソンによると
脳は、ネガティブな体験には
マジックテープのように貼りつきますが、
ポジティブな体験に対しては、
テフロン加工が施されたような状態なのです。
例えば、1日の中で20のことをやり終え、
一つミスをした場合、眠る時に考えるのは、
「ミスをしたこと」。
20のうち、19のことは、うまくいった、
大満足だったとしても、
たった一つのことを悔やんでしまう。
そんな風にできているのですね。
いつも忍び寄ってくる危険に気を配って、
危険を回避できた人だけが生き残ってきた過去があり、
そのような脳の構造が世代から世代にわたって
受け継がれてきたから、ネガティブな体験に
意識が集中してしまうのです。
2. 幸せな気持ちを育てるには?
幸せな気持ちを育てるには、
・ワクワクと楽しいことを意識して体験すること
・楽しさを味わって、満足感を味わうこと。
「今、私は幸せなことをしている。
こんなに楽しくてワクワクしている」
というのを客観的にみて味わう感覚です。
3. 幸せ習慣とは
いつも楽しいことばかりはしていられないかもしれません。
でも、自分を楽しませることは簡単にできるのです。
それは、「楽しい妄想で自分を幸せにすること」
「こんなことができたらいいな」を
かなえた自分を想像して、ワクワクすること。
たとえば
・ヨーロッパでリサイタルコンサートを開いている
自分を想像してワクワク
・クルーズ船で家族と旅行している風景を想像してワクワク
・サーフィンでプロデビューした自分を想像してワクワク
楽しくワクワクするだけで、
脳は喜びを感じて幸せになります。
気持ちが上向きになっていくことでしょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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