アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究者
シュ・ミン氏とコバヤシ・ケンジ氏が、好奇心に関する研究を
発表しました。
内容は、ギャンブルゲームをしている時の脳の動きを調べるもの。
宝くじを提示され、その宝くじの当たる確率がわかる情報を、
いくらまでなら買うかと回答してもらい、
脳の動きをfMRIスキャンで解析したのです。
その結果
「宝くじが当たるかどうかの情報を知ること」が
脳にとっては報酬だということが判明しました。
1. 情報を知ることとは?
あなたの脳にとって、「情報を知る」ことは、
食べ物やお金、あるいは麻薬の様に
脳を刺激するものなのです。
だから、暇なときにスマホをいじってしまうのは、
ある意味当然のこと。
脳は、いつも純粋な好奇心で動いていて、
常に何かを探していると言えるかもしれません。
両手が塞がっている状態でも、音楽を聞いたり、
電車の中の広告に目がいってしまう。
これも、脳が退屈していて、
「情報」という報酬を探している状態だと言えるでしょう。
2. 情報好きな脳を味方につける方法
「情報好きな脳」をそのままにしておいたら、
ネガティブなニュースや、SNSなど、
あふれる情報の洪水に流されてしまうかもしれません。
そんなとき、「今日はこの情報を調べてみよう」
という軸が決まっていたら、
ストレスをためずに有益な情報を見つけ出せるのでは
ないでしょうか?
私は、スマホと一緒にいつも持ち歩いている
「手帳」に理想の自分を書き込んでいます。
「こんな車に乗れたらいいな。」と写真を貼ったり、
ウィークリーの予定に「ディーラーへ行く」と
書いてみたり。
情報を欲しがる脳の矛先を決めておく感じです。
3. 隙間時間に眺めて楽しむ
隙間時間ができた時に、手帳をみて
「できたらいいな」と思っていたことを思い出します。
例えば、
今週は、「車を買う計画を立ててみる」を
やってみようと思っていたんだ。
では、スマホで欲しい車のオプションを
考えてみよう。
スマホで、車のオプションを調べて、
見積もりをとってみます。
欲しい車の写真を眺めて、
それに乗って家族とどこへ行こうかと
想像してみたりします。
ワクワクして、楽しんで、
また仕事に戻っていきます。
情報を欲しがる脳を喜ばせ、
夢を願っていいんだと自分を喜ばせていきます。
「この情報を集めてね」と脳にインプットするだけで、
あとは情報好きの脳が情報を集めて、
願いがかなう方向へ向かっていくことでしょう。
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