今でこそセミナー講師として、

皆さんの前でカウンセリングや夢を実現する方法、

マーケティングを教えている私ですが、

13年ほど前までは、

人生を半ばあきらめていた人でした。


そんな私の人生を変えてくれた本は

何冊かあるのですが、その中の1冊を

今日は紹介させていただきます。

 

本のタイトルは「アルケミスト 夢を旅した少年」
文庫版もあり、小説としては短めで

比較的読みやすい本です。


本の内容をざっくり一言いうと、
親から神父になるように望まれ、

16歳まで神学校にいた主人公サンチャゴ。

広い世界に憧れ、羊飼いになり、

さらに夢を追いかけて旅に出る。

 

さまざまな出会いの中で、

人生の知恵「心の声を聞くこと」

「選択」「失敗を恐れる心」

「勇気」「愛」を知り、夢をかなえていく物語。

 

  1.夢をかなえていく人生と夢をあきらめる人生

 

自分の夢を持っている人は多いけれど、

かなえていく人とあきらめていく人がいます。


物語の中で主人公のサンチャゴは、

自分の夢をあきらめてしまった人がいることに

気がつきます。

・飲み水と食べ物、毎晩眠るための家を確保するために、

 世界中を旅したいという望みを心にしまっている父親
・人からの評価を気にして、「旅をしたい」

 夢をあきらめパン屋になった人
・メッカへ巡礼したいという夢を持ちながら、

 実現したら生きていく理由がなくなるのではと

 恐れて夢を実現しない人

 

夢をあきらめる理由はいろいろある。

けれど、夢が実現する可能性があるからこそ

人生はおもしろいと選択してサンチャゴは

前に進んでいくのです。

 

  2.人生最大の危機で、何を選択するのか?

 

サンチャゴは、旅の中で何度も危機的な状況に陥ります。
その危機的な状況の1コマ。

言葉の通じない異国で、あり金ぜんぶを

盗まれてしまうのです。

 

そこで自分のことを
「どろぼうに会ったあわれな犠牲者」と考えるのか
「宝物を探し求める冒険家」と考えるのか

どちらを選択するのか?と考え、

「宝物を探し求める冒険家」と考えて

前に進んでいくのです。

 

この他にも自分の人生を探求するヒントが

たくさん散りばめられていました。

 

この本を読んで、私も夢を追いかけてみようと

思えるようになったのです。

 

  3.選択肢を見失わない方法

 

夢を追いかけてみようと思ったものの、

危機的な状況で、何を選択するのか見失ってしまう。


夢があるのに、あきらめてしまう。
人生の探求の中では、いろいろな迷いがありますよね。

 

そんな時に、
・あなたがやりたいと思っていること
・できたらいいなと思っていること
・あなたの頭の中につまっている夢
が書き記された手帳があったらどうでしょうか?

パラパラと見返すことで、

その中からあなたにぴったりの選択肢を

見つけることができるでしょう。

 

あなたの夢は、あなたの中にあります。

でも頭の中だけに留めておくと、

もやもやと消えてしまいます。


ぜひ、あなたの夢、やりたいこと、

できたらワクワクすることを、

手帳に書き留めてみてください。


びっくりするような新たな発見もあるかもしれませんね。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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参考文献(P14・16・29・51・65)