昨日は、誕生日だったのでシャンパンを開けて二人で乾杯しました
高級じゃなくても、シャンパングラスの中の泡を見ているだけで
リッチな気分になるし、何だか癒されます。
静かに「しゅわぁ~」っていう音も好きです。
そして、飲んだ後のお楽しみがコルク集め
楽しかったり、記念日だったりした日のものだけを残しています。
江国香織さんの「冷静と情熱の間」には、
主人公のあおいがコルクをビンにためていて、
悲しいときにアルバムを眺めるように、
そのコルクを取り出してみる場面があります。
コルクには「to my AOI with love」 とか「with millions of kisses」
「to my AOI 6.20.1996」なんて書いてあって
とっても憧れたのがきっかけです。
同じコルクを集めていても、
あおいの彼のように外国人特有のとろけるようなメッセージではなくて
子供の落書きみたいな絵と、日付、誰と飲んだかを書く程度
だって日本の古風な男児ですから
しかもおしゃれな瓶に入りきらなくなって、
ついに鍋敷きになってしまいました。
作り方はダンボールを2枚重ねて台紙にして、
両面にコルクを貼り付けていくだけ。
厚さがあるからしっかり断熱してくれて、意外と重宝しています
今は2つ目、一回り大きいものを製作中
最近では、ワインを飲む機会が減ってしまって
なかなか集まらないので、作り始めて4年目・・・。
でもコルクの一つ一つにいろんな人との思い出があって、
作りかけでも眺めるたびに楽しくなります
いい時間だけを閉じ込めた作品、
作った人それぞれにしかわからない価値だけれど
これからも応援よろしくおねがいします