最近は学校でも気持ちの余裕が少し出てきた様子です。

もう不登校状態に戻るかも。なんて余計な心配をすることもなくなりました。








ですが、それはそれで新たな問題、心配が生まれてきました。

女子どうしの友達関係です。

中学でもありましたが、先生方が近くにいて目が届いていたし、何より不登校を経験してからは親子関係や自分自身のことでいっぱいで友達関係で悩むことは少なかったです。








新学期、SNSで出会いを果たしていた周りの友達に遅れながらも自分のペースで周りと関係をつくってきました。







やっと気が合う子(Aちゃん)が見つかり楽しそうにしていました。

学校帰りに寄り道したり電話したり。

待ち望んでいた学校の友達。








ところが、ささいな事で関係にヒビが入ってしまいました。

同じ頃に、同時進行で仲良くなり始めた他の友達(Bちゃん)と三角関係のような状態に。








毎日帰宅すると私はサンドバッグのように聞き役に徹していました。

大体1時間は止まらない止まらない…。


聞いていると、私も中・高校時代のことを思い出します。


娘は悩んで苦しんでいましたが、家から出られずお先真っ暗な時期からは考えられない悩みに

「ありがたい。良い経験、勉強。」

と心の中では思っていました。ごめんね。








娘はAちゃんもBちゃんもどちらも好きだけど3人で過ごすことを2人は嫌そうだと言うのです。

どちらかを選べばどちらかはクラスで1人になってしまうことを気にしているようでした。










私はひたすら話を聞いていました。

娘は私に答えを求めてきませんでした。

話疲れると、風呂を済ませて翌日の支度をし、部屋で寝ていました。








娘はA、Bちゃん以外にも友達ができ、その子たちはクラスでの女の三角関係に気づいてくれているようでした。

部屋に戻った後、相談を受けてくれる友達と遅くまでLINEをしていたみたいです。








中学の時は周りの友達に頼ることができず、愚痴をこぼすこともできませんでした。

だけど変わりました。

思い切って打ち明けることができるようになりました。








この三角関係がどのように落ち着くのかはわかりませんが、きっと今の娘ならうまく乗り越えられるよ、と話をしました。








大丈夫、大丈夫。

母はジュースを一緒に飲みながら話を聞くだけでした。