浄瑠璃寺(九体寺)

京都市木津川

真言律宗・小田原山

前から気になっていた浄瑠璃寺に行きました。

この日は曇りの天気予報でしたが晴れ  てお日様が眩しくてスマホの写真はどんな感じに撮れているのか帰ってからのお楽しみにとっておきました。

国宝の三重塔(平安末期に京都一条大宮から移された。)には、秘仏の薬師如来像が祀られています。

池の中央には弁財天の祠

塔の対岸には本堂があり九体阿弥陀如来像が祀られています。

立派なパンフレットより。

1787年頃には本堂南側に白山、春日の社があります。

須弥壇(鎌倉時代)には、連朱○○○。

剣頭UUU は魔除け、火除けの巴絵柄がありました。

四天王像 ・持国天、増長天は彩色が残って綺麗。餓鬼の上に立っています。

多聞天、広目天は京都、東京の国立博物館に出張中。

右の写真の不動明王様・矜羯羅童子と制咜迦童子の表情が良かったです。

衣紋と光背の迦楼羅も見所でした。

左から秘仏の大日如来像、美しい吉祥天女像、薬師如来像を一度に拝観できるのは1/8です。

秘仏の弁財天像は吉野の天川から勧請された記録があるそうです。

馬頭観音像(四面八臂)は奈良の国立博物館へ出てるそうです。(良賢、増金、観慶作の胎内墨書)

他に潅頂堂には、役行者像、前鬼、後鬼の三尊。延命地蔵菩薩像は(東京国立博物館)出ているそうです。

あしび(あせび)が綺麗に咲いていました。

すずらんのような小さいお花です。

ピンク色のお花も咲いていました。

山を越えれば奈良県になる京都の最南端のお寺は、季節のお花や紅葉が綺麗だそうです。

また訪れたい寺院でした。