GGL“ed”2017終演ライブレポ【兼10年総括】 | くり☆ブロ

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ニコニコ動画で歌い手をしているくりむぞんのgdgdブログです(´・ω・`)

去る12/16/2017、渋谷gee-geにて、くりむぞんプレゼンツ最終章となる【GGL“ed”2017 ~GuestがGoukaなLiveでした。~】が無事終演いたしました。

 

2011年5月。まさにあの東日本大震災の直後でもあるタイミングで、【CryNoir GGL feat. [Mint]~GuestがGoukaなLive 2011~】が最初ののGGLとして開催されました。

その後出演者やゲストを変えながらも、第二弾【SCARLET☆NOTE〜GGL2nd 2014〜】、GGLのスピンオフ企画である、【PSY-U-KEY ~Journey to the West~】、その第二弾【Seasons of New Gradation 2016~PUK2nd~】と続けてまいりました。

そして今回、GGLの系譜としては第五弾にして最終章となるGGL。“最後”の意を冠するため、過去形を表し、また“Ending”の略称としてのダブルミーニングを孕む「ed」が付け足され、決して某病名的な意味は入っていない更にはGGLの由来ともなったサブタイトルに、“でした。”を足して、このタイトルとなりました。

 

出演者で最前列を埋めるという前代未聞の所業も、互いに尊敬し、また互いに単なるファンでもある我々の最後の舞台である可能性があったためである事と大目に見ていただきました。

 

相も変わらず各出演者、スタッフのみんな、ハコのスタッフさん、そしてご来場いただいたお客さんたち、皆様のおかげで、無事最後を締めくくる事が出来ました。

 

永い間本当に、本当にありがとうございました。

 

○出演者一覧

■Vo:

くりむぞん祭屋Da-littleneroのある

■Band:

Gt:[TEST]

Key:Timo

Ba:二村学
Dr:ショボン

 

さ。あんましんみりはガラじゃないので、こっから下はいつものユルいライブレポ。お楽しみあれ!!

 

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0:開演前

開演直前、ふと受付脇のボードの出演者欄を見ると

 

「Vo. くりむぞん(○○○○)←本名@主催」

 

の文字。開演前に腹筋崩壊する(写真はすべて修正後)。

 

これは、当然だが元々本名でホールレンタル等の手続きをしていたので、当日「くりむぞん」と呼ばれている人が俺だと分かりやすい様に、gee-geのスタッフさんへ事前に提出したイベント概要に記載していた表記。

説明足らずでそれがそのまま掲載されたため、突然の本名プレイに突入した。

 

ちなみにnero は「ero(ねろ)」になっていた。

えろたんえろたん!( ゚∀゚)o彡°

 

※ひょっとしたら一階で修正前の本名バージョンを目撃(撮影?)した方もいたかもしれないが、どうかひっそりと胸の内にしまっておいて下さいお願いします何でもしますから

 

*********** 開 演 ***********

 

1:余所事/におp 

   by Da-little with くりむぞん&祭屋

 開演トップを飾るのはDa-little枠!におPの余所事を、祭屋&くりむぞんのダブルコーラスにて!一発目に相応しい豪華曲、奏者もリハで見せた事の無いテンションの上りっぷり。リアル初めからクライマックスである。

 ちなみに板付きスタートのつもりだったがTimoさんに伝えそびれ、イントロが始まってから三人慌てて舞台に上がったのは内緒だ。

 

2:ともだち/宇多田ヒカル

   by Da-little with 祭屋

 Da-little&祭屋にて、宇多田ヒカルさんの難曲を。さいやんのコーラスも含め美しい世界。Automaticのメロディをイントロとアウトロに混ぜ込む遊び心と共に。

 

3:蒼氓/奥田民生

   by Da-little

 元々Timoさんのピアノ一本の弾き歌いになる予定だったものの、どうせステージにいるんならやっちゃえばという至極軽いノリで当日のリハに突然バンド編成になったという曲。二回目の合わせとは思えぬ奏者勢とだりるソロでこの枠は終了。

 

4:アシンメトリー/スガシカオ

   by 祭屋

 お次は祭屋枠。一曲目はスガシカオのノリノリファンクナンバー。多分最前列が一番盛り上がってた。キメキメの曲だが奏者もむしろ楽しそう。

 

5:帝国少女/R Sound Design

   by 祭屋 with くりむぞん

 コーラスに参戦しつつ、ボカロ枠より帝国少女。ハモと被りのメインを行ったり来たり。担当メロディも去ることながらとても早口なこの曲、若干噛みまみたが気にしたら負け(ゴメンナサイ)

 

6:砂の惑星/ハチ(米津玄師)

   by nero with くりむぞん&祭屋

 三人目はおねろ枠。くりむ&祭屋コーラスを従え歌うはご存知ハチさんこと米津玄師さんより砂の惑星。これまた早口パートがあり更にはコーラス二人もハモっているという難所だったが、こちらはむしろ噛まずに済んで一安心。アコーディオンを採用したバンド編成でシャレオツ惑星。

 

7:Listen/Beyonce

   by nero

 おねろ二曲目はドリームガールズより、歌姫BeyonceのListen。ほぼ原曲通りのアレンジにて朗々と謳い上げる。圧巻。

 

8:月陽-ツキアカリ-/みきとP

   by のある

 四人目のある枠一曲目はみきとさんより月陽をスウィングジャズアレンジにて。えらいおしゃれ空間を演出しつつ、珍しくもジャジーテイストな曲がこれ一曲だったので奏者もソロを回して楽しげ。

 

9:声/中島美嘉

   by のある

 のある枠二曲目は中島美嘉から、がっつりとしたバラードを、1コーラス目はTimoさんのアコーディオンでしっとりと。幾分変わった響きのアレンジにて。

 

10:crystal mic/クリスタルP(HzEdge)

   by くりむぞん with 祭屋

 前半最後はわたくしくりむぞん。10年近く前、2008年に動画で歌わせいただいて以来、実は第一回GGLでも歌わせていただいていた。個人的に諸々悔いの残る出来だったのでリベンジも兼ねて再度選曲。祭屋のコーラスを追加したバージョンに切り替えつつ、概ね雪辱は果たせたかな。

 

11:僕が一番欲しかったもの/槇原敬之

   by くりむぞん

 個人的に今回どうしても歌いたかった曲。初めて聞いた大学時代からとても大好きな曲。

 この10年間で、色んな人にお世話になって、迷惑をかけながら歌ってきました。与えているつもりで、様々なものをもらって歌ってきました。

“今までで一番素敵なものを僕はとうとう拾う事が出来た”

 集大成として、最後に最高に素敵なものを得られた場になりました。感謝しかありません。

 

 個人的には他出演者各位の涙腺崩壊させる事に成功したので満足です。

 

*********** 休 憩 ***********

 

12:time after time/EARTH

   by 祭屋Da-littleのある

 懐かしのJpopより、三人の厚いコーラスの栄えるこの曲で後編開幕。綺麗なハーモニーの豪華な事。その分それなりの難度を誇る楽曲だったが、実際当日での完成度がぶっちぎりで最も高かった。さすがの一言。

 

13:フィクサー/ぬゆり

   by 祭屋nero

 二曲目は珍しの初コラボ“nero屋”によるボカロ枠フィクサー。割と奏者いじめな難曲。中でも[TEST]さんがバッキングと足元の切り替えで結構難儀していたのだが、本番それ以前に楽譜落ちたり事故続きで最前列指さして爆笑。こういうトラブルもライブの醍醐味、お疲れ様でした。

 

14:売春/女王蜂

   by neroのある

 これまた珍しのタッグにて、割とショッキングなタイトルのこの曲。こんなタイトルと裏腹に、その実とても切なく非常に美しい歌詞とハーモニーの独特な世界観を、二人の掛け合いにて見事表現。新たな一面が観れた演目になったかと。

 

15:旅の途中/清浦夏実

   by くりむぞんのある

 大昔、[TEST]さんとコレやりたいねーってふんわり話していたこの楽曲、念願叶ってついに選曲。実は“狼と香辛料”のEDという本イベント唯一のアニソン枠だったりするのだが、アコーディオンとアコースティックギターによるしっとり伴奏でノスタルジックな世界観へ。久々のくりのあでした。

 

16:Leo/Eon

   by くりむぞんDa-littlenero with 祭屋&のある

 そしてついに来たるは全員枠。2017年に発売されたDa-littleのアルバム“Da Rhyizm”より、男性陣三人によるLeo!更に元々はEvo+が務めていたコーラスを女性陣二人に担当してもらい、本邦初公開生演奏によるLeoが実現しました。

 元々複雑な多重コーラスワークが特徴的なこの曲、五人同時に生演奏で再現するのはとても難度の高い話だったがそこはさすがの面子、リハと打ち合わせですり合わせ、GGLバージョンの完成形としてうまくまとまったかなと思う所存。

 

17:Let's Get Together Now/CHEMISTRY(Voices of KOREA/JAPAN)

   by ALL

 そしてプログラムラスト。2002年日韓ワールドカップテーマソングより懐かしのこの曲。年齢層の近い我々の記憶にあり知名度も高く、男女の入り混じる楽曲として選曲。お客さんとしてもすぐに歌えるLalala~のメロディもあり、ラストソングに相応しい開場の一体感だった。

 

 押し寄せる名残惜しさの中鳴りやまぬ拍手を、そのまま退場もせずしれっとアンコールに誘導したのは

 

わ た し だ

 

*********** アンコール ***********

 

18:smiling/halyosy

   by ALL

 本イベント、締めはこの曲。オリジナルメンバーでありながら実はライブで歌ったのは2010年台湾でのライブ一回きり。歌のテーマも含めて、今回どうしても歌いたかったので、全員に無理言って押し通させてもらった。

 自身が海外で活動をスタートした事も含めて、まさにくりむぞんとしての活動を通して伝えたかった多くの事を代弁してくれているこの曲。自分の中でもとても大切な楽曲だったからこそ、10年間の集大成のトリを飾るにふさわしい。ホントに幸せ者だなーって浸りつつ、ラストアンコールへ。

 

19:蛍の光/民謡

   by ALL

 

い つ も の 。

 

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こうして幕を閉じたくりむぞんプレゼンツ。

 

・2008/夏:mixiコミュ限定イベント

・2009/8/29: 1st [CREST]

・2011/5/2: 1st GGL

・2014/9/6: 2nd [CREST]

・2014/12/23: 2nd GGL

・2015/6/21: 1st PSY-U-KEY

・2015/8/25: BarCreamZone

・2016/7/17: 2nd PSY-U-KEY

・2017/12/16: Final GGL

 

以上9本のイベント企画運営を以て、一先ず一区切りとします。

永い間に渡り、のべ何人の方にご来場いただいたのかわかりません。いつも観てくださる皆様、聴いてくださる皆様のおかげで、くりむぞん名義になる前は想像もしなかったイベント運営までやってきました。

本当に楽しかったです。

本当に嬉しかったです。

本当に続けてきて良かったです。

 

永かった様で、でも振り返ると一瞬の事の様で。

この10年だけでも大変な紆余曲折があり。

色んな人に出逢って色んな事を考えて色んな事を成しえて。

とてもとても充実した10年間でした。

 

今まで少しでも関わってくれたすべての人へ、最大限の感謝を。

 

 

 

 

なんというポエム

 

 

 

 

まぁ言うてまだ歌を辞めるわけでもないのでな。

またいつか会おうぞ皆の衆(ΦωΦ)フフフ