久々の投稿。
双子にまた誕生日がやってきた。
何ヶ月も前からそれはそれは楽しみにしていて、
毎日カウントダウン。
早々に希望のプレゼントも決めて、
私の父に何度も
「何をあげるか覚えてる!?」と確認の嵐。
カタカナのゲームソフト名が覚えづらい私の父は、
「えーと、ぴこみん4だっけ?あとぷりぷり…?」
次男「違う違う!ピクミン4だよ。ぴこみんずはYouTubeだってば」
手厳しく訂正が入る。
妹も黙ってはいない。
「私のはプリンセスピーチ ショータイム、だからね」
「じーじは忘れちゃうからね。今すぐメモして、メモー!」
仕方なくメモする父。
メモさせられても
「ねえ覚えてる?言ってみて」
と双子に復唱させられる日が続いた。
時がたち誕生日間近のある日、父が飛び起きてきた。
「スマホのアラームに、ゲームの名前が表示されてる!なんで知ってるんだろう⁈」
孫の誕生日プレゼントのリクエストという個人情報の漏洩を心配する父。
スマホをよく見ると父はカレンダーにメモをし、
そのアラームが鳴ったようだった。
念のため早めにゲームソフト名をアラームにメモしたことすら忘れたことに皆が笑った。
そのころにはすっかりゲーム名をすらすら言えるようになっていた。
双子の執念のたまものだろう。
無事お目当てのプレゼントを手に入れた双子たちは
早速遊び倒して満足していた。
そして一言、
「早く次の誕生日がきて欲しい!!」
父はずっこけた。
…お誕生日おめでとう。