共に健康になろうう!

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理学療法士&健康科学に関する研究をしている日垣雄也と申します。健康を維持することで、大好きな趣味を続けることができたり、大切な人と元気でそばにいれたり、新しいものに挑戦したりできます。このブログを通して、皆様の健康をサポートできたら幸いです!

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皆さんも、「私、身体硬いのよー」という話題になったことは一度はあると思います。

身体の硬さの自慢大会が始まることってありませんか?

私は今まで「身体の硬さ自慢大会」に少なくとも10回は参加させられたことがありますが、私は結構柔らかいので実際長座体前屈のようなものをやって場はあまり盛り上がりません(笑)


今回は日頃からよく話題になる「身体の硬さ」が実は命に関わる病気に繋がるという話をしたいと思います。

話の中で論文に書かれている図などが出てきますが、噛み砕いて説明いたしますのでご安心ください!


目次

1. 身体の柔軟性と動脈の硬さについて

2. 動脈の硬さ(動脈硬化)、動脈硬化と重大な病気について

3.  ストレッチが動脈硬化に与える影響について


1. 身体の柔軟性と動脈の硬さについて

結論から言うと、身体が硬い人ほど動脈も硬くなってしまうことが分かっています。以下のデータをご覧ください。

スライド2

このグラフは、血管の硬さと体の柔軟性(長座体前屈)との関係を示したものです。(長座体前屈は左下のイラストのように、座った状態でどれだけ前に手を伸ばせるかという検査)

グラフの赤いエリアは身体が硬い人は、血管が硬いということを表しています。

つまり、身体が硬い人は血管が硬いということがこの論文から読み取れます。

身体が硬いことは筋肉の柔軟性が悪い、関節の動きが悪いというだけでなく、血管が硬い状態であるとも言えます。

正確には40歳以上の方の話であり、若い人では関連がないです。若い人で身体が硬い人はそのまま放っておいて、年を取ると血管は硬くなりやすいので、どちらにせよ身体が硬い人は問題です。

では、血管が硬いとなぜ問題なのでしょうか?


2. 動脈の硬さ(動脈硬化)について

血管(動脈)が硬い状態を動脈硬化と言います。動脈硬化は年を重ねたりすると起こる厄介なものです。

なぜなら、動脈硬化は心臓の血管が詰まる心筋梗塞や脳の血管が破裂したり、詰まったりする脳卒中を引き起こすと言われいてます。

要は、急に心筋梗塞などになるのではなく、柔らかかった動脈が硬くなり、動脈硬化が進むと、血圧が上がり、動脈にストレスが掛かり、そのまま放置していると、心筋梗塞などの命に関わる病気になってしまいます

日本の死亡の原因第2位第4位心臓の病気脳の病気であり、日本の約4人に1人がこれらの病気で亡くなっており、非常に怖い病気です。

年配の方が血圧を下げるお薬をよく飲まれているのは、こういった命に関わる病気にならないように予防している訳ですね。

話が少し逸れたので戻しますが、要は、身体が硬い人は動脈硬化になっている人が多いため、身体が柔らかい人よりも心臓や脳の病気にかかりやすいということです。

では、身体が硬い人は具体的にどのようにすればいいのでしょうか?


3. ストレッチが動脈硬化に与える影響について

動脈が硬くなる状態を動脈硬化と言いますが、動脈を柔らかくする方法はいくつかあります。ジョギングやランニング、サイクリングなどの運動も有効ですが、それらの運動よりも楽な方法で動脈を柔らかくすることができることがいくつかの研究で分かってきています。

それはストレッチです!では、その一部をご紹介いたします。

スライド3

この実験では4週間のストレッチ運動を週に5回、1回約30分間行うことで、動脈が柔らかくなることが分かっています。

つまり、ストレッチは動脈硬化を改善する方法であるということです。1回30分というのはとても長く感じる方も多いかと思いますが、先ほど挙げたランニングなども息が切れるくらいの運動を30分以上行う必要があるため、ストレッチはランニングなどと比べて行う時間の長さで、かつ楽に行えますので、運動初心者の方にはおススメです。

ここから具体的なストレッチ方法をお伝えしたいのですが、ストレッチの時間やストレッチとストレッチの間(セット間)の休息時間が皆さんが思われているものと違うと思います。しっかり確認してみて下さい!

この研究で行われたストレッチは、首、体幹、腕、手首、内腿、膝関節、足関節に対するものです。ストレッチは筋肉がツッパリ、少し痛みが出る所で20秒間止め、それを3回繰り返しています。ストレッチのセットの間の休憩は約30~40秒間で行われたようです。セット間の休息時間が長いため、実際には3つのストレッチを順番に行い、それを3回繰り返すと時短になります。(①首を右に傾けるストレッチを20秒、②首を左に傾けるストレッチを20秒、③アキレス腱を伸ばすストレッチを20秒、④ ①のストレッチ・・・とするとセット間の休息時間が丁度40秒になります!)


いかがだったでしょうか?「身体が硬い」ということは、血管が硬い状態で、命に関わる心臓や脳の病気になってしまいやすい状態であり、非常に怖いことなんです。身体が硬い状態を放っておくと、大変なことになってしまします…

ですので、今日からストレッチを行い、身体を柔らかくして、元気な身体づくりをしましょう!

具体的なストレッチ方法などはコメントなどでご希望があれば、動画などでお伝えできればと思っています。

最後まで、読んで頂きましてありがとうございました!読んで頂ける方が少しでも素敵でハッピーになれるよう、また記事を書いてまいります!