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近年価額競争にもなり、
『低料金サロン=業務委託美容師』
という形が増えてきました。
賛否両論だと思いますが、僕が経営者(事業主)になって見えた景色について個人の意見として書かせてもらいます。
間違っている所があれば申し訳ございません。
■業務委託美容師
各サロンに場所や材料を提供され売上の60%~40%が報酬とされる。自由出勤。
●雇用美容師
会社の定められた基本給+歩合給。会社の出勤基準に伴って働く。
メリット、デメリットもあります。
■業務委託
メリット
自由出勤、休みたい時休める、
報酬も給料よりやればやるほど稼げる、
アシスタントの教育をしなくて良い、
デメリット
雇用労災保険がない。扶養ならない。住宅ローン3年は組めない。独立事業融資が組みにくい。クレーム自己責任。マイナンバーが始まる。
●雇用美容師
メリット
雇用労災保険完備。会社に守られてる。扶養家族保険料なし。住宅ローン組める。独立事業融資も安い金利で借りれる。育休産休。
デメリット
教育が大変。上下関係にストレス。休みたい時に休めない。
それぞれ、良い所悪い所があります。
当社は雇用美容師です。
スタッフが業務委託美容師にしてほしいとゆえばします。ただ稼げるだけであれば賛成はしないかと。
しっかり内容がわかった上でしたら良いのですが、落とし穴があり今だけを考えているのでは、将来不安かと。。
ちゃんと確定申告すれば、約2ケ月分の報酬が納税額です。
来年海外行きたい方、主婦美容師の方でしたら賛成です。
業務委託美容師の平均年齢は33歳。キムタクのカリスマ美容師世代です。
30代に入ると家庭を持ち、子供を授かり、マイホームが欲しい年齢であります。
1番大事な時期に保険なし、住宅ローン組みにくい業務委託美容師はいかがと思います。
労災保険もないので、通勤中事故すると困るのは本人と家族です。
ハサミで指を切って働けない。
車でいう任意保険に入らず乗ってる事です。
女性は産休育休も大事かと思います。旦那さんを選ぶのはできますが旦那さんの給料は選べません。
昔と違い結婚して親と同居せず、マイホームを買うには共働きは今の世の中当たり前です。子供の妊娠中育児中は働けない。この期間に貰える国の制度が育休産休です。
確かにアシスタント教育や上下関係のストレスから逃げたいと思うのは誰もがと思います。
ですが、世の中一生人間と関わって生きていかないといけません。
これも一つの勉強として関わっていくのも人間力upと人の財産だと思います。
雇われてた時の後輩から今でも相談が来るのも今では嬉しい限りです。誰もが初心者からスタートを経験します。教えてもらってきたら、次は下の子に教えてあげるのが人間だと思います。逆に下の子から教わる、気づかされる事も多々あるかと思います。
美容師ではあるあるですが、雇われの時は、雇用労災社会保険なしでした。
だからこそ自分が独立して家庭を持ち、会社を作り社会保険を完備し、スタッフを終身雇用で一生守って行きたいという考えです。
例えば、あなたが明日死ぬとしたらどちらが良いがわかるかと思います。
納税が残るか、遺族厚生年金が残るか…
株式会社CREA
代表取締役 中岡優

