一般教書演説

　オバマ米大統領は24日の一般教書演説で「公正となる経済の再生 we can restore an economy where everyone gets a fair shot, everyone does their fair share, and everyone plays by the same set of rules.」を掲げ、製造業復権のための減税、失業者の再就職教育による雇用増、金融規制強化、富裕層増税などを表明した。背景には、失業率は8.5％と高く、経済成長率が2％未満と低く、オバマ大統領の支持率は40％前半で低迷しており、11月の大統領選での再選には経済再生が不可決なことがある。
　働き手である中所得層の活性化が経済再生の鍵であることは日米欧や新興国でも変らない。中間層を活かす政治になるよう各国リーダーは知恵を絞ってもらいたい。

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