1年前の今日、3月11日
一生忘れることのない日
あの日からの1年は本当に今まで生きていた人生を文字通り『一変』させました。
私が見てきた被災地は、今も尚当時の姿のまま変わらぬ建物が沢山あり、
復興という言葉が全く見えない状況であります。
メディアで、大手水産加工会社の再開や仮設商店街のオープンなど報道されているけれど、それはほんの一部のことで、大半はまだまだだということ。
今も『被災』しているということ、多くの方に知っていてほしいです。
今日、友人が亡くなった大川小学校の追悼式に出席してきました。
全て津波にのまれた街はすっかり片付けられ、今は小学校の校舎のみ立っています。
昔の面影などと言えるものではなく、街そのものがすっかりない風景を見ると、言葉などなくただ眺めることしかできませんでした。
忘れてはいけない、忘れられないこの『3月11日』
被災者の心の傷が一日でも早く癒されることを願うばかりです。
あの日から、私は
自分ができることを探し、
やらなければならないことを少しずつやってきたつもりです。
一年が経っても、それは同じことで、
この先も変わらず頑張っていこうと思います。
ラジオで流れ、それを聞く度に涙が溢れそうになる言葉があります。
“私たちが生きる今日は、亡くなった方が生きたかった今日です”
私たちは亡くなった方の分まで精一杯『今日』を生きなければならないと思います。
最後に、多くの失った魂が天国で安らげるようご冥福をお祈り申し上げます。