merchendiver くれあの詩ブログ

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くれあの詩をおいています。
気軽に読み飛ばしちゃってください。
あなたのこころに何かひっかれれば幸いです。

Savage MOON crazes me
Wising for the endless darkness

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あなたを見つけるまで
わたしは死んでいた



わたしをふさいで ひきずり堕ろして
抱きしめて はなさないで
わたしだけと言って
それだけで ただそれだけで
わたしは息を吹きかえす




薄情な月が欲望の鎖であなたを捕らえても
扉の陰で待ち伏せる異形の者達があなたを狙っても
守ってあげる
ただ一言 ささやいてくれさえくれるなら




あなたの瞳を愛している
あなたの唇を愛している
指を髪を腕を爪先まで
あなたの言葉を
はにかむ笑顔も
戦うまなざしも
あなたの宿命ごと愛している





だから ひとつだけ誓って
わたしだけと
この命の限り わたしだけと



すべてのいたみから 悲しみから
あなたを守ってあげる
そのためだけに生きていくから





わたしを死なせないで











あきらめのように
最後の光がひらめき
夜は漆黒の翼をひろげてやって来る



母親の胎内へ帰ろうとする星に折り目をつけ
はりはり 糸を紡ぎ
何をつなぎとめる
ひび割れた爪を蒔いて
足を忘れるほど歩いて
やっと透き通りはじめた体



何もかも
その出現に
意味付けなどいらない
虚無の織るたてがみ
さらりとかわし
狂おしいほど
ひとりきりでいます










天使の刻印
季節はずれの雪に




その瞳はあの空の色を知っていた
惑星が並んだ日
夜空のパーティの下で
僕らもささやかなお祝いをした
ジンとわずかな言葉と愛すべき者たちと
なぜだか宇宙と一緒にいる気がした




僕らの未来に
わずかでも希望がありますように