1・図形の配置
類似色の背景を置きたいので、(青主体のイラスト)
キャラクターから好きな色をスポイト。(今回は帽子の先から)
そこから色相を少しずらし、(左図の四角)
さらに彩度も下げる。(右図の四角)
(背景として色が収まる)(コントラスト差が付く)
絵全体に、更に鮮やかさを出したい場合は、
色相を緑よりに降れば、情報量が増えることに。
(青系から緑味のある青になり、イラスト全体に同系色かつ範囲が広がる)
(↓の四角の色を参照)
図形となる四角を描画。(図形ツール → 長方形 → 塗りを作成)
キャラクター(テーマ)に合わせる為、
角を丸くして、ポップ調に。(角の丸さにチェック)
(四角形の安定さに、ポップさが追加)
大・中・小の大きさで構成する。(四角形)
大き過ぎない四角を、2つ配置
(顔への視線誘導を促すため、顔周辺に)
画面上のテンポを観ながら、中、小を重ねて配置。
(3つ角が出るように意識)
四角型同士を重ねているのは、関係性が繋がるため。
(分離しているものは、人は別のもの判断する)
(四角同士の辺が重ならないように配置)(右図)
全体的に上に図形が溜まるので(視線誘導のため)
中・小をバランスよく下部にも配置。
イラスト全体の重量が上に集まり、
キャラのポーズも相まって「逆三角形」にも見える。
2・アクセント
更に顔へ視線誘導を促すため、
顔周辺に「白」でドットや、小さな四角形でアクセントをつけても効果的。
二辺を隠す理由
キャラと被っている、大サイズの四角だが、
二箇所の角しか表示されていない。
四角と認識させるには、三箇所の角が必要だが、
図と地、という概念で考えると、
背景の白は、下地
四角は、図
キャラは、図
図と図が交わるときは、どちらかが地になる。
二箇所の角が、キャラで隠れている四角は図感が薄れ、
地に置き換わり、重なるキャラのシルエットが際立つ。
(四角同士が重なっている部分も考えれば、角が一箇所しかない)