たかの友梨ビューティクリニック第一号店を東京の新大久保に創業した後、しばらくはお客さまも来ない状態が続きました。ちなみに、「クリニック」という言葉が使われているのですが、病院ではありません。あくまでもエステティックサロンでありますが、人を美しくする診療所という意味で使用していると思われます。さて、お客さまが来ない状態を、どのようにしてたかの友梨氏は、打破したのでしょうか。ご自身が、美容の世界へ進むきっかけとなったのが顔中に噴き出たニキビでした。それを思い出したたかの友梨氏は、ニキビケアの無料体験というサービスを思いついたのです。お客さまも来ないという状態で、なぜ無料体験という方法を思いついたのかといいますと、当初、スタッフ同士でエステティックの技術を磨くために練習をしていたのですね。そうすると、スタッフのお肌はどんどん綺麗になってゆきました。これを、スタッフ同士でやらないで、お客さま相手にやろうではないかと考えたわけなのです。腕を磨くための練習とはいえ、すでにスタッフはエステティシャンであり、それなりの技術を持っています。その上、無料でやってくれると言うのです。これなら、お客様も来ないわけがありません。この発想の転換の素晴らしさも、成功の元になっています。結果的に、ニキビケアの無料体験は、建物の四階まで列ができてしまうほどに人気だったそうです。他にも、ひと月三万円で何度でもエステが受けられる定期券を販売するなどして、どんどんお客さまが増えていったのです。
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