高機能自閉症児母の会的なものがあって、息子っちが小さい時からお世話になっている相談員さんの紹介で
行ってみることになった。
療育の先生がいて、5名~10名くらいのお母さん方がみんなの前で我が子の困りごとなどを相談し、先生がアドバイスをくれる。
まだ未就学児のお子さんをお持ちのお母さんから、すでに成人を迎えて立派に働いてるお子さんをお持ちのお母さん。
いろんな方の話が聞けてとても参考になるし、我が子の将来が少し見えてくるそんな感じ。
それまで周りのママさんたちとの会話の中に必ずでてくる【うちの子もそうだよ。】っていう言葉。
この違和感はADHD児・ASD(アスペルガー)児を育ててる人にしかわからないと思う。
この母の会はそういう感情が一切ない。(当たり前だけども)
もちろんタイプもあるから同じADHD・ASD(アスペルガー)でも【そんなこともあるのか!】と新発見もある。
何より子育ての先輩であるお母さんからの助言はとても為になるのだ。
【大丈夫だよ。ちゃんと成長して働いたりしてるから、うちの子だって。】
そんな風に言ってもらった時は人前だけど涙を堪えることができなかった。
毎日【息子っちは大丈夫なのだろうか・・・。】って不安でしかなかった毎日だったから。
情報交換したり、同じような悩みを話したりできる人が周りにいなかったから余計に他人の家の話に涙することもあったし、笑わせてもらうこともあった。
そしてなによりも褒めてもらえること。
これが私には本当にうれしかった。
当たり前のことだとしてもやっぱり、【お母さん、頑張ってるね。偉いね。】って言ってもらえると嬉しくなる。
こだわりが強いが故に朝ごはんもパターン化。
しんどいから今日はパンで簡単に!ってことができなかったり。(これできないの結構しんどい。笑。)
今日はフレンチトーストね!とかホットケーキ!とかコーンフレーク!とか気軽にできない。笑。
子供たち2人とも別メニューに私は今日はフレンチトースト食べたいから作る!!!っていう朝からカオスな状況も。
朝からオムライス。地味にめんどくさい。
(ちなみに飽きると次のパターンを飽きるまでループスタイル)
大体、①おにぎり(塩おむすび、塩加減にうるさい。)
②チャーハン
③ポークピッツ(ウインナーはこれ以外基本食べない)と目玉焼きに白ご飯と味噌汁(決まった具材)
④オムライス
⑤雑炊
以上のメニューを飽きるまで毎朝食べ飽きたら次のメニューをまた飽きるまで毎朝食べるスタイル。
そう息子っちはパンが好きではない。
そして何より、娘っちだけ息子っちのように希望を聞かないなんてことはできないわけで兄妹と毎朝別メニューを作らないといけないダルさ。
(朝ごはんのみで夜ご飯は私が決めたメニューを食べる決まり。もちろんどうしても食べれないものは無理には食べさせないスタイル)
兄→卵は目玉焼きじゃなきゃダメ
妹→卵は甘い卵焼きじゃなきゃダメ
って感じで朝ごはんでも目玉焼き2つ作ることができずに目玉焼きを焼く隣で厚焼き玉子を作る面倒くささ。
これを一般的に普通といわれる人が聞くと【わがまま】って思われるのだろうけど、それが息子っちのこだわりでそうでなければ朝ごはんを食べない。
文句があるなら食べなくて結構!っと言いたいところだけども母として朝食を食べさせないで学校に行かせるってことができない。
(これは、私のこだわりなのかもしれない。)
そもそも服にだってかなりのこだわりがある息子っち。
基本的に服は着たくない子。
家では冬でも常にパンイチスタイル。
そんな息子っちだけど学校に行くときはやっぱり冬なのに半そで、短パンで行くのはおかしいって理解してるから(本人談)長袖長ズボンを履いて行くし。
授業中立ちたくても無意味にフラフラするのはおかしいってわかっているから「トイレにいってきます」「手洗ってきます」って理由をつけては何度も席を立ったり、いろんな匂いがして気分がわるくなったりするのに頑張っていたりと私が想像する以上に息子っちにとって学校に行くこと自体が苦痛でストレスがかかっているってわかっているから【甘やかし】【わがまま】って思われても朝ごはんくらい好きにさせてあげたい。
これから学校にいって頑張るんだから・・・。って気持ちで怠いしめんどくさいけど私も頑張っているわけですけども・・・。
そういうことを第三者の人から褒めてもらうとね、涙が出るほどうれしい。
学校だって息子っちが本気で行きたくないのなら無理に行く必要はないんじゃないかな?って思うけど。
学校の先生がとても協力的で理解があるのと、息子っちが信頼できる大好きな先生がいること、フリースクールにはいきたくないっていう息子っちの意見もあって(一時期校渋りがひどい時にフリースクールを提案したら全力で拒絶された)今のところ遅刻してもいいから毎日学校に行くことが目標。
小学3年生だけど毎朝母と歩いて登校し、教室の前まで送り届け先生に引き渡すというるまさかの保育園スタイルだけどもこれも本人の希望なのでそうしている。(母としてはお友達の目が少々気になるが本人は他人は関係ないとのことで気にならないとのことなのでまぁいいか。)
担任の先生とはとても仲良しになっているので(母が)担任が代わってしまうのが非常に寂しい・・・。
今年度からは無事に情緒級に在籍も正式に決まったので息子っちも少し安心した感じ。
情緒級の先生とも仲良しなので(母が)担任が代わっても少し安心ではある。
遅刻せずに登校するだけでもいつも昇降口に立っている先生方に盛大に褒めていただき。
遅刻して登校しても学校に来たことを盛大に褒めていただき・・・。
本当に先生方のおかげで私自身もっと頑張らないと!って気持ちになる。
(当の本人はマイペースで我関せず。)
新学期、新しい担任の先生との関係をまた築くのは少々気が重いけど(母、コミュ障のため)今年度も頑張ろう。
