忘備録の続きです。
小説(続き)
「泣き虫弱虫諸葛孔明 1~3/酒見賢一」
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1677%2f16777308.jpg%3f_ex%3d80x80&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1677%2f16777308.jpg%3f_ex%3d64x64)
諸葛亮の嫁取り、三顧の礼、長坂の戦い、と、三国志の有名な場面の
正史と演義の違いなど、ものすごく詳しく書いてあります。
ただ、それ以上にすべての登場人物を、こき下ろしてます(笑)
変人な諸葛亮、やたらと泣く劉備、ただ人を切りたいだけの張飛。
演義の妙な演出についてもいちいち突っ込んでるので、これも三国志に
詳しい人ほど爆笑するんじゃないかと思います。
英雄とあがめられた人たちを、ここまでひどく書く小説は初めてです(褒め言葉)
それからの三国志(上)(下)/内田重久
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7066%2f9784286107066.jpg%3f_ex%3d80x80&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7066%2f9784286107066.jpg%3f_ex%3d64x64)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7073%2f9784286107073.jpg%3f_ex%3d80x80&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7073%2f9784286107073.jpg%3f_ex%3d64x64)
諸葛亮が亡くなってから、蜀と呉が滅亡するまでを描いた、珍しい三国志の小説。
蜀がメインになっているため、呉の話はあまり出てきませんが、五丈原以降に
スポットを当てた小説ってあまりないので、読みごたえがありました。
何より作者さん、作家ではなく普通のサラリーマンで、仕事の傍ら
自分で調べながらこの本を書かれたそうです。
それだけでもう、尊敬します
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fblog-imgs-1.fc2.com%2Femoji%2F2008-08-29%2F293681.gif)