※長文注意(時間があるときにお読みくださることをお勧めします。)
3/26、いよいよこの日がやってきた。
この日は、かねてから待ち望んでいた、我等がTHE SPINのワンマンライブの日でした。
この日のために、会社は午後休をとって万全の体制で会場である渋谷RUIDO K2へと向かっていました。
渋谷RUIDO K2は私がTHE SPIN(当時はSPIN)と初めて出会った思い出の場所で、そこでのワンマンライブということで、本当に楽しみにしていました。
※2005/5/5、yukkiのソロ復帰ライブの際に対バンで出演しました。
渋谷に到着したのは17時半近く。
渋谷RUIDO K2への歩道橋を渡っていると、桜が満開の光景が視界に飛び込む。
非常にきれいでした。^^
そして、会場前で今回の連番相手である松坊さんと合流。
松坊さんは、2年前にも一緒に連番しました。(笑)
そして、続々と集まってくるTHE 子SPIN(THE SPINのファン仲間の愛称)の皆さん。
仲間が集まるにつれてこちらの気持ちも高まります。
18:00会場。チケットを購入し、私と松坊さんは今回は客席左(ステージから見て右側、要するに涼さんサイド)へ。
始まるまでいろいろな人達と会話してました。
そして18:30を少し回った頃に照明が暗転。緞帳がゆっくりと上がる。
最初に出てきたのは、今回オープニングアクトという大役を任されたSound Of Stain。
柴山陽平さん(Vo/Gu)、永井豪さん(Ba/Cho)、関口孝夫さん(Dr)の3人構成で、とても自然で、かつ力強い演奏を披露してくれました。
柏ZaXで出会ったのをきっかけに交遊を深め、今回出演を果たすことができたそうです。
あっという間に6曲を演奏。終了後にアンケートを持ってきてくれたので書き込むことに。(笑)
そして、いよいよこの瞬間がやってきた。
本日のメイン…THE SPINの登場だ。
照明が暗転し、ステージ上の緞帳が再びゆっくりと上がる。
ステージが明るく照らされると同時に、SEとして流れてきたのは『S.S.S Remix』。
00/S.S.S.Remix
メンバーがHIROSHIさん、深さん、涼さん、そしてMARUさんの順に登場。
それぞれ静かに配置に着く…そして、涼さんがiBookにそっと手をやった瞬間に流れてきたのは『Bye!Bye!Bye!』のイントロ。
「おい!今日は好きに演るぞ!!」
MARUさんのこの声とともに、THE SPIN ONE MAN LIVE "S.S.S"、スタート!
01/Bye!Bye!Bye!
2年前に初めてライブを見たときに、最初に聞いた曲もこの歌だった。
自分の中では、まさにこの曲こそライブのスタートを切るに相応しい、そう思った。
深さんもギターを激しく掻き鳴らし、涼さんもシンセを激しく響かせ、HIROSHIさんも軽やかに、かつ力強くリズムを刻む。
そんな轟音に、MARUさんの歌声が高らかに響く。
そして、大きく盛り上がった興奮を維持させるかのように、更に演奏は続く。
02/シャンディ
03/RO-ROBOT
04/KISS ME DISCO
1回目のMC。
客席から「イエ~イ!」の歓声が何度も上がり、MARUさんも「イエ~イ!」と応えると大きな歓声があがる。
しかし、しつこく「イエ~イ!」と歓声を上げたうちの仲間に対し、
「ちょっと黙ってて。(笑)」
と。(笑)
周囲からは笑いの渦が。
「えー…やっと来たね。この日が。」
MARUさんのこの言葉に、再び歓声があがる。
「何かね、ビックリしてるんだけど。意外とお客さんが入ってて…。(笑)」
そう。平日にも関わらず、THE SPINの勇姿を見ようとお客さんでいっぱいでした。
「本当に、今日はTHE SPINの第一歩となる記念すべき日なんですけども、この日にみんな来てくれてありがとうございます!それと、さっき見ててものすごいパワーアップしてたんだけど…Sound of Stain。本当にパワーアップしてたね。すごくいいライブでした!本当にありがとうございます!そして、今日この日(機会)を作っていただいたRUIDO K2さん、本当に、マジでありがとうございます!!だから、今日は私達は音で返すだけなんで、好きに演りますんで、皆さんも好きに暴れて帰ってください!よろしくお願いします!」
大きな歓声があがり、次の曲に。
久々の演奏となるダンサブルなナンバー、『サイケデリック・レイジー』。
05/サイケデリック・レイジー
06/ネオンテトラ
『ネオンテトラ』は、大好きなTHE SPINの曲の中でも、もっともっと大好きな曲の1つ。
切ない歌詞と曲調がツボでした。
07/フラミンゴミルク
08/Clover Sunder
2回目のMCに。
「はい。えっとですねぇ…ちょっと押してるんで、チャッチャと…MCはあまりしゃべりたくないし。(笑)えー、次の曲なんだけど、せっかくのワンマンなんで、カバーでも1曲やろうかなと。」
感嘆の声の後、拍手があがる。
「カバーを作ってきました…えっと、REBECCA。」
;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォ!!!
思い切り吹いてしまいました。(笑)
で、更に…
「で、知る人ぞ知る名曲を、THE SPIN Ver.で、今日は届けようと思います。いいですか?はい。では、とっとと始めたいので…聞いてください。『Virginity』。」
09/Virginity(REBECCA)
曲名を聞いて再び;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォ!!!でした。(笑)
実は、元々REBECCAが大好きな私、THE SPINがカバーをするというだけでも驚きなのに、『Virginity』…この曲は、今年の1月にREBECCAの生カラオケイベントでキーボード奏者として参加した時に弾いた曲でした。
なので、私がこの直後に思ったことは言うまでもなく…
「キーボードがあったら乱入して演奏したい(腕がヘボ級なのは除いて)!」
まさにそういう衝動に駆られました。(笑)
間奏部分は本来はキーボードなのですが、ここでは深さんがギターで演奏…これはこれでカッコ良かった。
でも、やっぱり弾いてみたかった!(←しつこい)
そして、次に続いたのは…こちらも超久々な『ミルクティー』。
10/ミルクティー
11/Ride on me
12/ライムソーダ
『ライムソーダ』は、MARUさんがTHE SPIN加入前に作られたナンバー。
当然、私は聞くのは初めて。
感想はというと…ふわーっとしたかわいらしい曲、と書くべきか。(イメージ貧困ですみません。orz)
3回目のMCでは、MARUさんも『ライムソーダ』のことについて言及。
「えー、そうですね…知らない人が多いと思うんですけど、今演った曲…『ライムソーダ』って、私がTHE SPINに入る前からあった曲で…私もTHE SPINに入ってから初めて聞かせてもらって、すごい気に入って。このふわふわ~っとした感じが。あ~、これ演りたいなぁってずっと思ってたんだけど全然機会がなくて、やっと今日できて、すごい嬉しいです!」
ここで拍手があがる。
「なんか…懐かしいなぁ、って思った人も…『ミルクティー』とか演ってるんでけっこういるんじゃないかと。でも、まだまだありますよ。(笑)で、次の曲なんですけど…好きな人と挨拶って大事じゃないですか?好きな人と顔を合わせるこの挨拶って、私にとってすごい幸せな瞬間だと思っていて、その挨拶を交わす瞬間に、一緒にいたいな…っていう気持ちを歌にしました。この曲を聞いてください。『おやすみ』。」
13/おやすみ
14/儚い花
バラード2曲のあと、MCに。
「さて…(『儚い花』の切ない詞で)ちょっと死にたくなりました?(笑)えっと…次の曲なんですけれども、新曲を…。」
客席から「お~!」と感嘆の声が。
「この曲も恋愛の詞の曲なんですけど、人を好きになったときの気持ちって急に思い出す時が…ふとあの頃に返ることがあると思うんですけど、懐かしい曲だったり、その時の季節だったり、見上げたときの空の色だったり、自分の気持ちだったり…その時に思ったちょっと切ない恋した時のことを歌った曲です。聞いてください。『恋は突然に』。」
15/恋は突然に (新曲)
そして、メンバー全員がここで一度退場。照明が暗転する。
しばらく待っていると、用意されたのは1つの椅子。その前にはマイクが。
すると、MARUさんだけ再度登場。
椅子に座ると、一筋の照明がMARUさんを映し出す。
流れてきたのは、スピーカーから聞こえるギターとピアノの音。
ライブ初披露となる『HELP ME』だった。
16/HELP ME
音楽に合わせ、MARUさんが切なげに、寂しい気持ちを搾り出すように歌い上げる。
照明の照らし方によって、MARUさんの目の下に涙が出ているように見えました。
そして、歌い終わると演奏が終わらないうちにもう一度退場。ポツンと残った椅子だけが寂しく照らされていました。
静まり返った客席…それをぶち破るかのように、懐かしいあのファンファーレが!
「Ledies and Gentleman!! Mr James AFRODA~!」
そう。THE SPIN専属MC、ジェームズ・アフロ田氏である。
アフロ田さん、尊敬するJB(ジェームズ・ブラウン)亡き後初めての登場でした。(笑)
私と横にいたかさいさん、大爆笑でした。
復活の第一声は、
「やりたい放題やっていいって言われたからやるぜ!!!」
と腰を小刻みに振って客席を沸かす。(笑)
「スリラ~!スリラ~!みんな元気か!?」
大きな歓声があがる。
「みんな元気ですか!?」
「音を楽しんでますか!?」
「THE SPIN初ワンマン楽しんでますか!?」
アフロ田さんが問いかけるたびに歓声が。(笑)
「JBが亡くなってから引きこもってたんだけどよぉ~…THE SPINのメンバーに一言言われたんだよ。お前JB好きじゃねぇじゃねぇか!!?って!!思いきり言われたんだよ!お前マイケル・ジャクソンが好きじゃねぇかよ!って!スリラ~!スリラ~!なんかヒゲが取れるからもう取るぜ!照明さん!みんなの顔が見たいから照らしてあげてください!」
アフロ田さんの声に、照明がパーッと明るくなる。
「OKOKOK!楽しんでますか!?」
アフロ田さんマイクを向けると歓声が上がる。
「楽しんでますか左!」
「右はどうですか!」
「真ん中はどうですか!?」
「OKOK、THE SPINのメンバー呼んでもいいですか!?」
「後半戦行ってもいいですか!?」
何度も客席を盛り上げたあと、メンバーを呼び出すアフロ田さん。
「スーパーサポートドラマー、HIROSHI!」
「スーパーギタリスト…深、室姫 Come on!」
「スーパーボーカリスト、MARU!」
メンバーを呼び上げるとMARUさんにMCをつないでアフロ田さん退場。
「最高だね、アフロ田ありがとう!アフロ田の盛り上げを消さないように、まだまだ行きますよ!みんな疲れちゃってんじゃないの?まだまだいける?じゃあ、最後残り1人のメンバーを呼ぼうと思います!みんないい?超電磁ギタリスト、涼!」
涼さんが登場し、再びメンバー集結。
「よっしゃあ、まだまだいけるかぁ!?まだまだ今日は終わんないよ~!!楽しまないとコロスよ!!!次すごく早い曲だからさぁ、テンションあげてってよ!こっから怒涛の勢いだからね!じゃあ、とりあえずいくぞ~!!『switch ON love』!!」
17/switch ON love
キタ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━ッ!!
イントロの音が体にズンズン響く。
この曲でエンジン全開になります。(笑)
とにかく踊った!暴れた!
18/キラキラ(新曲)
19/LET'S HAPPY
20/1000と1mm
21/哀しいピストル
私が人差し指を天井に向かって突き立てていると、涼さんが指を握ってきたのでこっちも思わず握り返したり。(笑)
22/愛とPEACE
ここでメンバー退場。当然アンコール!アンコール!の声が。(笑)
しばらくしてメンバー再登場に大きな歓声があがる。
「ホントありがとう!」
まずは深さんが挨拶。(笑)
「アンコールありがとう!すごいアンコールのコールだった…。絶叫してる人いたよね。(笑)えっとね…今日は、この日を本当に応援してくださって、協力的にやってくれた方がいるんですけど、ここの…RUIDO K2の店長さんでもあるんですけど、彼は…バンドでボーカルをやっているんですね。今回は、アーティストとしてここに、スペシャルゲストとして登場してもらおうと思っています。」
そして、MARUさんの声で登場したのは、パンクバンド(現在休止中)・モンゴリアンチョップのボーカル、稲川さん。
「今日トップバッターを飾ってくれた、Sound of Stainに拍手!」
「そして、平日にも関わらずこんなにかけつけた、自分自身に拍手!」
「そして、こんなに素晴らしいステージをやってくれた、THE SPINに拍手!」
稲川さんの掛け声のたびに賛辞の拍手が沸く。
「というわけで、今日頑張ったTHE SPINに差し入れを持ってきたよ!」
と、稲川さんが持ってきたのは
●『フラミンゴミルク』というラベルがついたいちごミルク
●『ブラックゼリー』というラベルがついたコーヒーゼリー
●『哀しい』というラベルがついた水鉄砲×2
品物が出るたびに笑いの渦が。(笑)
「みんなあともうちょっとだから、楽しんでいくがいいさ!」
「じゃあ、一緒に歌うよ~!聞いてください!『BLACK JELLY』!」
23/BLACK JELLY
大盛り上がりの中、「最後まで楽しんでいこう!」と稲川さん退場。
「すごかった。私圧されちゃった。すごすぎた。こんなにアイテムを用意してるとは思わなかったからびっくりしたけど。超盛り上がったね、今の。最高だったね。でも、まだあるから!次の曲すごいから!盛り上がれるかい!?盛り上がらないとマジコロスからね!じゃあいくよ!『POWER SHOT』!」
またキタ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━ッ!!
かつてライブのエンディングといえばこの曲でした。
「GO! GO! STAND UP!」の掛け声が響く。
24/POWER SHOT
ここでモッシュ発生。(笑)
私も混ざってきました。
「みんなありがとう!」
そしてメンバー退場。アンコールもう一丁!(笑)
今度は1回目のアンコールより早く登場。
MARUさんがアカペラでゆっくりと歌いだしたのは、『百日草を君に』。
25/百日草を君に
そして、最後のMCに。
「えー、それでは…皆さん本当にありがとうございます。Sound of Stain…本当に、オープニングアクトありがとう。素敵でした。そしてRUIDO K2さん、今日という日を作っていただいて本当にありがとうございます。次で、最後の曲になります…。最後は、みんなにあったかい気持ちで帰っていただけらと思い、この曲にしました…聞いてください。『Overflow』。」
26/Overflow
最後は次回(4/30 渋谷O-crest)のライブを告知して今度こそ終了。
本当にお疲れ様でした。
この後はセットリストを入手後出待ち。
ちなみに、松坊さん…アルバム『ELECTRICAL SNACK』の最後の購入者となりました。(笑)
MARUさん、深さん、涼さん、HIROSHIさんにそれぞれ挨拶を済ませ撤収。
いや~…本当に楽しかった。
今まで行った中で、腹から楽しめたんじゃないかって思う。^^
心地よい疲れが、私を包んでいました。(笑)
次回もホント楽しみです。^^