最近は、いまさら感は否めませんが、ラバーコートの研究をしております。

正直なところ、ボコボコしててカッコワリーとは思っていたものの、そいつの性能の高さに驚愕。

そして。

右も左もわからぬまま、妄想と思い込みで作ったのが、これ。

塗ったまま。ボコボコの引っかかりが良いのでは?と考え硬め接着剤で表面処理なし。


テスト屋さんの評価はイマイチ。ただ堅いだけ、狙いの引っかかりも無いとのこと。。。

アッパーの革にゴムという絶妙な感覚を改めまして狙う。


そうして。

貼り直した、表面処理を施したこの子。


おそらく、最終型と言いたい形。出来たのはこんな感じ。

世界最薄0.01mm。。にはなりませんが。。。ちょい堅、ほどほど薄めというセッティング。
ベースシューズの剛性も影響があるとは思いますが。

ひとまずはテスト屋さんの評価もぼちぼち。
ジムではなく、外でいかほどかが、最終的な到達点ではありますが。


塗りムラによる表面処理がクソレベルです。。。そちらは別でテスト中。。。もうしばらく頑張りまーす。


そもそも、ゴムカスと接着剤の配合と、使う接着剤の硬化後の硬さがキモとなりまして、四苦八苦しておりました。


が、


先日、日頃お世話になっているクライミングジムロッキンにモンスターな方がご来店くださいました。


道場の為なのですが、チョークから着物やシューズ、クライミングに関わる全ての物へのこだわりが感じられるそのお方。


ここぞとばかりに、シューズ作りについて、たくさんのアドバイスをいただきました。

当然、ラバーコートについても、貴重なネタをいただきました。

教えていただいた事全てが、終着点ではありません。

が、

それプラスαでさらに良いものを送り出せればと、スタイルは変わらず研究の日々であります。


終着点はおそらくない、奥深いシューズ作りに精神はやられそうな反面、だからこそ楽しいは倍増です。

ラバーコート施工については、TELもしくはMAIL、さらにはご来店時にご相談ください。。。
お値段は¥1,500~。


よろしくお願い致します。