ときおりご質問頂くのですが、以前うまく説明できなかったので改めて💦
マダガスカルのひとにとってのカメレオンとは🤔
すべての人ではありませんが、
不気味で気味悪い存在😅と思っている人が多い印象。
例えるなら
日本人が東洋の黒い真珠(ゴキ)を見た時に感じるような感覚が近いのかもしれない。
私は現地でカメレオンを捕獲して収容する準備をするときに、とりあえずヒョイと頭の上に乗せておきます(両手をあけるために)
そうすると周辺にいて見ていた現地の人たちが悲鳴を上げて大騒ぎ。
想像してみてください、日本で東洋の黒い真珠を捕まえて嬉しそうに頭に乗せてごそごそと袋の準備をしている外国人の姿を…😱
ある村の住人が、庭にパンサーカメレオンがいて気味悪いから捕まえてくれと依頼してきたこともあります。
その他にも悪魔の使いや、触ったら腕が腐るなど、散々な言われようです。
腕が腐るに関しては、ある意味間違いではないかなーと。
カメレオンは移動する時に、握力だけで枝を歩くわけではありません。
にぎりこんで爪を立てることで枝を歩きます。
なので、間違っても爪を切らないでください😅
話は微妙にそれましたが、その爪が皮膚に刺さることが問題なのです。
現地では衛生環境が非常に悪いです。
お風呂もトイレも無い村もあります。
そのため爪が刺さった小さな小さな傷から雑菌が入り、化膿して指や腕がぱんぱんに腫れ上がってしまうことがあるのではないかと思います。
彼らにしてみれば見た目にあからさまな傷ができていないのにそうなるのですから、化膿したというよりカメレオンに呪われて腐ったというイメージになってしまうのかもしれません。
以前地方の村で出会った老人が真剣な顔で話してくれたのは、ある若者がカメレオンをいじめて叩き殺したところ、次々と家族が原因不明の病気になり死んでしまった。
だからカメレオンには近づいてはいけないと。
カメレオンにかかわると呪われてしまうぞと。
私はこういった現地の人たちが描くカメレオンの姿を否定するつもりはミジンコほどもありません。
むしろそのイメージがカメレオンという存在を守る防壁だと思っています。
なので私は現地の人たちに
私はマダガスカルの人間ではないからカメレオンを触っても大丈夫だが、この国のひとが同じことをしたら呪われたりして危ないので絶対に真似をしたらダメだと強く言っています。
危険が無いと知られれば、面白半分に虐殺される可能性があるんですよね(本当に)
ちょと怖い話を。
ある地域でふと見たら、道路に足を縛られたニワトリが転がっていた。
車の行き来が多い道路になぜニワトリが⁉︎と周辺を見たら、制服を着た数人の女子高生(?)らしき子達がいて、ニワトリをひかないように避けた車に一喜一憂していた。
多分なんだけど、いつそのニワトリが轢かれるかドキドキしながら見ていたんだと思う。
ある村では、野良犬の子犬が大型ダンプにひき殺された瞬間を見た人たちが大歓声を上げていた。
そのさまはまるでワールドカップの決勝で、自国の選手がゴールを決めた瞬間を目にしたかのよう。
娯楽が少ない世界での価値観を否定するつもりはまったくありませんが、それにカメレオンが巻き込まれないようにする努力は惜しまないようにしたいと常々思っています。
そんな風に忌み嫌われている部分もあるのですが、カメレオンがお金になることも彼らはよく知っています。
観光客を見つけると長い枝にカメレオンを乗せて見せに来ます。
観光客は喜び彼らにチップを与えます。
ありがとう、じゃあね〜と観光客が去ると枝ごとポイッとします。
とにかく扱いはザツ😅
あと私がカメレオンを捕獲していると、見つけたから買ってくれと村の住人が長い枝に乗せて次々持って来ることがあります。
こういった時は良い個体がいれば買い上げます。
サンババでは庭先のバニラ畑にいるカメレオンは害虫を食べてくれるから獲らないでと、その家のお母さんに言われました。
了承して車に戻ろうとしたらその家の息子さんとお父さんが出てきて、庭のカメレオンを捕まえてくるから買ってくれと😅←お母さんに怒られるよと断りましたが
呪われるだの悪魔の使いだのと(一部で)言われているカメレオンですが
村人に、ここにカメレオンはいますか?と聞くと、良く言われるのが
カメレオンは探すと見つからないよ。
ふと気付くと近くにいる。
多くの場合は当たり前にいるので気にしていない。
気にしなければ気にならない。
彼らにとってのカメレオンとはそういう存在なのかもしれません。
