今日はある男の話をしよう
その男は腹が減っていた
男の前には
ケーキが置いてあるのに
手にはとらずに
ただ立ちすくんで居たのであった
何故か言うと
そのケーキは
結婚記念日に嫁が作ったケーキで
その男は昨日すでに食べていたのであったのだ
いまここに残っているケーキは
子供達に分なのか?
結婚記念のケーキだから
自分で食べて良い物なのか?
この男は悩んでいるのである
もし子供達の分を食べたとしたら
この男は嫁に激怒されるのは当然
激しい言葉で罵倒され
デブのくせにとののしられるであろう
しかし何かが吹っ切れたのか
あたかも自分で買ってきたケーキのように
この男は当然のように食べたのである
その男が言うのには
俺は今を生きる
いまこのケーキを食べるのを
我慢したのであったら
腹減りすぎで餓死
もしくはケーキ欲しさに
ケーキ屋に強盗
ケーキ欲しさに自爆テロ
多くの一般市民もを巻き込む可能性もある
そんな事するのなら
嫁に叱られるの覚悟で
今このケーキを食べれば
被害は最小限にすむのだ
たとえ子供の事も考えない自己中心の
親と言われようが
この男は
わが道を進むのであった
それが
この男が
子供達に示す道であると・・・・・・・
勘違いしているのであった
ちなみに
この男は一家の主のくせに
一家の長男と呼ばれいる・・・・・
んんんん
ケーキ美味い
ブヒ