さて、どうでもいいことですがこうして市民病院に入院した私は、どうして上海で感染したのでしょうか。吟じます!ちゃうレポートします。 私は仕入れ先の社長と上海に仕事で渡航しました。オリンピック前の上海はとても活気があり、私たちが滞在したホテルも有名ではありませんが、いろいろな人種が滞在しているようでした。ところでそのホテルは日本の旅行社のパックでリザーブしたにもかかわらず、建物の2階フロア全部が男性天国のお店が数件はいっていました。取引先の社長は、以前にもこのホテルを利用しており2階でも遊んだ経験がありました。私は社長の誘われるがまま、夕食後ほろ酔い気分で2階にいきました。受付でお金を支払い、きれいなラウンジ風の応接室にとおされました。アルコールは何をオーダーしても料金に含まれているようでした。テレビを見ていたら社長に促されて、長い廊下を歩いてある部屋にはいりました。部屋は10畳ほどでしたが、一方向に2段のひな壇があり、十数名の中国人の美女が2列にてビキニ姿で微笑んでいました。「ううっこりゃ・・・・」日ごろから日本の女性から相手にされていない私は、胸がときめきました。 背が低くてブ男の私が、こんな綺麗な同じ東洋人の女性を抱けるなんて 心が躍らないはずありません。私は、黒のビキニを着用した、女優の松雪泰子似の女の子の手をとりました。そうすると、後ろから取引先の社長が「ああっ、そのこ俺も指名したかったのに・・・まあええわ・・始めてやから花をもたせてあげよう」とえらそうに。私はその黒ビキニの女性と個室のサウナに消えていきました。 ありと思います! その4に続く ヾ(@^▽^@)ノ
次の日、早朝よりわたしは仕事上の仕入れ先の支払いを済ませ、総合市民病院にいた。そうして、採血やエコーなどの一連の検査をすませて診療を待った。待った。えらい長く待った。名前を呼ばれ診療室に入ると神経質そうな若い先生が、「B型肝炎です」と、告げてくれた。先生「B型はC型と違って性交渉でしか感染しません。1週間から3ヶ月の間の潜伏期間ですが何か性交渉で覚えがありますか?」 私、「ええ,はああB型ですか。性交渉・・・」と、私は言葉につまった。それもそのはず、私はちょうど1週間前に上海にいて、滞在していたホテルに併設されたサウナで、不特定な女性と遊んでしまっていた。 私「あのう・・・実は・・上海・・かに」、先生「まあ、いいでしょう。入院となりますが、他に何か気になることはありますか?」 私「あのう精液が黄色くてすくないんですが・・・」 私は気になっていたことを訴えた。昨夜、どうせ入院ならオナニーでもしとくかと2回ほどやったら、やたら黄色い精液がでてきてびっくらこいた。黄疸は精子も黄色にするのだ。先生「精液の量が少ないのは直接関係ないでしょう」  あっそうて感じで入院することになった。 受付の30代後半の女性が「ハイ,この書類をもって会計で精算して・・・」と邪魔くさそうに言いかけたが「なっ 入院!・・・ですか」この女性、アホかいな。あんたの目の前で俺は一日中、合宿の高校生みたいなバッグかついで座ってたり臨床でふりまわされてたんわからへんかったんかいな。 俺は手続きをして、個室を要望した。 さあ、看護婦さんと仲良くするでえ・・・って懲りてないな。そうか、今は重病。ましてや女性のことなんて・・・相手に感染させる恐れもあるんやで。私はいまさらながら事の重大さに気づいて、白いブラインドの間から自分住む町を見下ろした。(´・ω・`) その3に続く

 4月某日吐き気がとまらない。どんな胃薬を飲んでも食べたものをはいてしまう。酒を飲んでも酔わない。うーん、おかしいぞ! となりの社長が、通っている胃腸医院の場所を聞いて夕方行ってみた。ありゃっと、休診日やんけ。やられたな!社長め、いやがらせかいな。まいったなー。胃の苦しさから道を這いつくばる様に、歩く。500Mくらいフラフラ家のほうに向かって歩いた。綺麗なレンガの建物、ななっなんとH胃腸院と書いてある。引っ越して一年だけど、ここがお医者はんだとはシラナンダ。アーナンダ。おまけに開院中、渡りに船や!早速受け付けに・・・・。先生「じゃあ明日、用意しますから胃カメラを飲んでください。」ううっ 生涯初の胃カメラ。私は次の日、再度来院して胃カメラを飲みました。先生「うーん、おかしいですね。食道、胃、すべて綺麗です」  先生「あれ、ちょっと失礼。目が黄色いですね。うーん、念の為採血して帰ってください」。次の日、先生「Tさん、急性肝炎です。紹介状をかきますからすぐ市民病院に入院してください。」 「先生、ちょっと待ってください。入院ってすぐですか?私、ひとりで会社を経営していて休めないんですが・・・」 先生「Tさん、これは生死を分ける病気です。今、休んで治療しなければ命の保証はありませんよ」と先生は、机に向き直り紹介状を書き出した。  先生の説明によると肝炎はもともと黄疸、脱力感のほかは自覚症状がなく、わたしの場合肝臓が元気な胃にシグナルを送ってきたそうだ。こうしてB型肝炎との戦いが始まった。∑(゚Д゚) その2に続く。