言わずと知れたリゼロの6確演出です。

最短では朝イチ1G目に強烈な設定示唆が出るという事で、「コンビニやめ」「温泉やめ」なんて言葉が広く使われました。

演出面も出玉設計も賛否両論あり、後に語り継がれていく名機か迷機となるのでしょう。

さて、今回は地元の零細店の企業努力に触れます。

打ち手とホールの共生の侘び寂びの話なので、「設定6使え糞店!!」みたいな方はお引き取り下さい。

パチスロは70台程度の小さなお店でスランプグラフもありませんが、6号機の特徴を掴んで打ち手との駆け引きを楽しませてくれるのです。

さすがに通常営業で「456円でーす。」を頻繁に聞かせてくれるかと言えばそれは幻想なのですが、リゼロ以外の台の扱いが兎に角お上手。

近年はメニュー画面からCZや特化ゾーン突入回数が確認出来る台が複数ありますが、それらに良挙動を振る舞う設定を入れてくれるのです。

例えば、ガルパンGのあんこう祭り。

例えば、モンキーターンⅣの通常超抜。

詳細は割愛しますが、これらは打ち手がボタン1回の操作でお店のやる気を察知する手掛かりとなります。

似て非なる物にスルー天井が丸分かりのエヴァAT777があるのですが、「ポチポチしてたら総じてエナ専=敵」と見なすのは法人もライトユーザーも早合点でしょう。

SNSで迅速に情報が出回る令和に於いて、用意された機能を使うのは打ち手の権利。

そして、法人の権利。

哀しい自虐を展開しますが、勝とうとして別に勝っていない打ち手の発言は零細店に意味をもたらすと信じています(笑)

ベタピンで客を飛ばして店を畳むくらいなら白昼夢の中で踊らせてください、踊るので。

東京・神奈川・埼玉で30店以上のホールで遊んできて思うのは、町が違えばラインナップもハウスルールも客の遊技観も異なること。

近年はすっかり低交換率に魅了されている私ですが、どこか1行でも参考になる箇所があれば幸いです。