千葉からNO-LOOK-PASSが北海道に初上陸し、旭川mosquitoから始まり、苫小牧ELLCUBE、釧路Veiled cafe、札幌KLUB COUNTER ACTION、全4カ所北海道ツアー。
毎回、たくさんの出会いがあり、新しい繋がりが出来て、終わる度に次が楽しみになってく。
そうそう。僕(伊東)とNO-LOOK-PASSの出会いはかれこれ4年くらい前。ポストマンズが2回目の東京、横浜、千葉のツアーに行ったとき、知り合いの居ない僕らを快く迎えてくれた、たけしくん(BURGER-G、The Salivans)の家に泊まらせてもらい、そこの家に何故か寝ているのが、Bassの斉藤潤一だった。彼の目はとてもうつろで、せまくて汚い６畳くらいの部屋にある上がベットになっていて、下がスペースになっているそのベットから動かない、もしくは動けない人だった。
その時は、僕らはバンドをやってる事すら知らずに、ただの居候として接していた。
そこから、次のツアーの時に初めてNO-LOOK-PASSと対バンし、あの動かなかった人が、こんなに一生懸命バンドをやってるんだと感動した。そして、それから北海道にいつ来るの？？と誘う様になった。その時、NO-LOOK-PASSは、ドラムがヘルプで中々ツアーができる状態ではなく、時間はかかったが、ある日、ドラムが決まって、新しい音源が出来たのでいつ行けば良いですか？と連絡が来て嬉しかった。という形で、今回のツアーが始まった訳だけど、、、
このツアーで一旦SERVICE ACEが活動休止を発表した。
SERVICE ACEはCRASHandBORNが2005年から始まり、それから今までずっと一緒にやって来たバンドだ。当時、イベントを始めたて、札幌に来たての僕は、友達はもちろん、知り合いもいなく、ただ毎月、メロディックのバンドが集まる楽しいイベントを作りたいという気持ち一心でイベントを始めたは良いけど、バンドも出演してくれないし、増えるのは赤字ばかり。
やっぱりいきなりイベントを始めるのって無理なのかなーって諦めてた時に出会ったのがSERVICE ACEで、彼等も同じく居場所のないバンドだった。
そんな友達のいない企画者と、友達のいないバンドが始めたのがCRASHandBORNだった。
そこから、毎月イベントを重ねるうちに、協力してくれるバンド、協力してくれるスタッフや、楽しんでくれるお客さんが増え、沢山の大切な繋がりが増えた。
もちろん、その中でたくさんのバンドの解散や、休止、脱退があったけど...
そんな苦楽を共にしたSERVICE ACEが突然、活動休止。
いや、別に良いんだけど。たまにはゆっくり休めば良いし、そのために戻ってくる場所を作って来た訳だから、その間はオレらで守ってるーて話しだから、また充電して戻って来てね！
して、札幌をはじめ、釧路、旭川、苫小牧、けして沢山の人とは言えないけど、待っててくれる人がいて、守ってくれてる箱がある。
なんか、そんなもう、端から見ると変だと思うけど、すごく大切でかけがえの無い物が沢山詰まってて無くすには惜しいものになってるんだなー。って思う凄く良いツアーになった。
あ、上の写真かべさん切れてた。
追加で。
