セミナーで話すときにはもちろん伝わりやすいに越したことはない。できるだけ標準語に近い言葉で話すのがいいに決まっている。
地元でセミナーをやる分には(大阪在住のオレなら)べたべたの大阪弁でも構わないのだけれど、例えばオンラインでセミナーするときはそれでは伝わりにくいかもしれない。
ところがね、オレにはそれができない。標準語のイントネーションで話すのなら、英語でセミナーするほうがまだしも簡単。あ、もちろんオレは英語は全然喋れないよ。
だからね、イントネーションのほうはあきらめた。ただね、ボキャブラリーは可能な限り標準語に近づけるようにした。こちらの意図を正しく伝えるためには絶対そのほうがいい。
例えば大阪では「しまう」ことを「なおす」というのよ。それで関東に赴任したサラリーマンが打ち合わせが終わって「そしたらこの契約書、なおしときますね」というと、「別に直すところなんかないだろう」て叱られたりするんだって。
セミナーでそういうことがあったのではオレはとっても困る。だから大阪弁の言い回しをできるだけ標準語の言い回しに変換して話すようにしている。
実は「訛り」で売っている芸能人もこれに近いことをやっている。古くは千昌夫さんや吉幾三さん、最近は千鳥とか王林さんなんかは「訛り」をキャラクターの一環としてうまいこと使っている。訛るアイドルを「ナマドル」っていうんだね。
でもね、彼らの話し言葉は確かにイントネーションは東北とか中国地方とかのそれなんだけれど、ボキャブラリーはほぼ標準語。
セミナーやるときもちょっと気を付けると話が伝わりやすくなるかもしれない。
セミナーのテーマが決まったら構成を立てる。ようは話したいこと、伝えたいことを体系立てていくということね。
以前記事にした通り、一人ブレストでこしらえた「セミナーコンテンツのタネ」を順序だてて並べていく。
例えば筆者が「腰痛のケア」をテーマにしてセミナーをやった時はこんな感じで構成を立てた。
1.ぎっくり腰の急性期
2.ぎっくり腰の亜急性期
3.慢性の腰痛
4.妊婦さんの腰痛
5.坐骨神経に沿った痛み
それで、3.の項目であれば「骨盤の診かた」、「骨盤の調整法」、「仙骨の調整法」、「腰椎の前方変位の調整法」なんてのがコンテンツになる。
3.慢性の腰痛
3-1骨盤の診かた
3-2骨盤の調整法
3-3仙骨の調整法
3-4腰椎の前方変位の調整法
こんな感じね。
それでテキストの話。上に挙げたようなセミナーの構成の一覧を、そのままテキストにも使うことができる。
テキストに使うときは手技の写真とかはいるけれど、コンテンツの内容について説明を入れる必要はない。テキストの役割はセミナーの流れを受講生に理解してもらうためのもので、テキストはコンテンツの解説書ではない。
