先日行ってきたクシロ薬局の信太朗メソッド研究会で
骨のピエゾ効果の事が出ました。
ピエゾ効果(圧電効果)とは、
水晶やセラミックのような物質に圧力を加え歪ませると、
その物質の表面に分極が起こり、
両極を繋げれば電気が流れる(ピエゾ電流)というもの。
身近なものでは、ライターとか卓上ガスコンロ。カチッとやって火花を飛ばすのに使われています。
今まで私は、結晶状の硬いものだけかと思っていましたが、骨や木材でもそうなるらしい。
(骨では、骨の中のコラーゲン繊維が、木材ではセルロースの結晶が、電気を発生。)
で、このピエゾ電流が骨の成長を促し、強固にさせるということらしく、確かにスポーツなど骨への刺激で骨は太くなり強固になる。
また骨折では治療後、接合部位が他よりも太くなりますね。
超音波で振動刺激を与えて早く治す超音波骨折治療法というのもある。
悪い面では、姿勢が捻じれた状態が続いていたり、部分的に異常な刺激が入り続けたりすると、骨棘などができ、それが神経に障って痛みや痺れになるということ。
頸椎での骨棘
CS60の施術では、最初に踵を軽く叩きます。
(この時、体調のよろしくない場合は、痛がる人が多いです。)
半年以上通って頂いている御高齢の女性がおられますが、骨密度が上がったそうです(2か所下がって、3ヶ所上がった 他の部位は変化なし)。
これもピエゾ電流が発生して骨密度を上げたということか???
もちろん、ホルモン(カルシトニン、パラソルモン)のバランスも関わってくるでしょうけど。
NHKのガッテンでは、骨への刺激として『かかと落とし』というものを薦めている。
ピーンと良い姿勢の立位で、つま先立ちになり、ストンと踵を落とす。踵に体重がうまく落ちれば、全身に振動が響く。1日30回でいいらしい。
しかし、ここでの説明は、骨密度や骨の成長ではなく、骨への刺激でオステオカルシンが出て、血糖値が下がるというもの。
NHK ガッテン 2017年2月15日放送
脳を活性化!血糖値ダウン!新発見「骨ホルモン」SP
他のサイトを見ると、ダイエット、シミ、シワ、たるみを防ぐとまである。ほんまかいなー??
NHK BSプレミアム 美と若さの新常識
2018年4月17日放送 美女のヒミツは骨にあり
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/120/295302.html
どういう理屈でそうなるのか解らないですが・・・・・
しかし、、そうであれば、CS60で踵を叩いていると同様の効果が出るかも・・・・・
これからは、少し長めに踵を叩いてみましょうか。
女性の皆様に貢献できますように‼
ちなみに、踵を叩いてる部位には、奇穴があります。
アキレス腱がくっついている骨(踵骨)の中央より少し下の、小さい凹が 女室(女膝)。かかとの靴擦れになる所あたり
かかとの地面に着く側の中央が 失眠穴。
女室は、歯周病、更年期障害によろし。
失眠穴は、不眠症によろし。
この効果は、叩くよりもお灸がいいでしょうね!