続きです。
遡ること
土曜日の夕方、
仕事はカタがついたし
お天気も大丈夫そうだから
持ち家に泊まりに行こう
と思いまして
アイス食べ終わったら
荷造りするねー
そうLINEしたら
あれ?
今日は来るの?
まだ会社にいたソイさんから
驚いたような返事が。
行くよー
天気大丈夫そうやから
後でわかったんですが、
日曜は郊外へお出かけしようと
話していたので
ソイさん
日曜に私を迎えに来るつもり
わたし
土曜から泊まって日曜郊外へ…のつもり
だったのです。
何か買って行くものある?
おれが帰りに買い物行くから
大丈夫
これも後で話してわかったんですが、
もう少し残業しようとしていたのを
切り上げてくれたそうです。
自分から先にそういうことを言わず
文句も言わないところが
ソイさんらしい。
ありがたい。
モラハラ元配偶者と比べてしまう。
彼がバタバタだったことなど知らず
スーパーで果物とかチーズとか
おかずにならないものを買っていた
のんきな私。
家に着くと
そこにいたのは
疲労困憊顔の
ソイさんでした。
仕事終わって慌てて買い物して
帰宅してお風呂の用意もして
おかず4種類も作ってくれて…
サーモンのムニエルレモンバターソース
ズッキーニの挟み揚げ赤ワインソース
素揚げ豆腐の大根おろし添え
きんぴらごぼう
1人の時もこんなに何種類も?
いや、もっと簡単なもの
冷凍食品チン!とか?
冷凍食品は使わないなー
料理男子に失言
私が来るから…?
うん
彼のこの疲労感から察するに
もし彼は1人だったら
今夜は🍔で済ませていたかも…
私はそれで充分なんやけど。
疲れからか口数が少なく
でも手際よく料理を続けるソイさん。
わたし何手伝えばいい?
毎回一応聞いて
おります。
なんもしなくていいよー
毎回返事は
これです。
…はい。
ポツーーーーーン
つられて私も口数が減る。
楽しみにしていた
久しぶりのお泊まりなのに
あんまり雰囲気良くない。
彼にしてみれば
帰宅してぼーっとするつもりが
急に私のお世話をすることに
なったからね。
思考も何となくネガに…
この流れを
変えたい!
つづく