パートナー探しの日々を
初対面の時は、お茶だけ。
ご飯行かない。
車に乗らない。
そう言っていた私が
ドライブする？
え？
じゅーくんは、少し驚き、
すぐに嬉しそうな顔に。
いいんですか？
うん
なんとも調子のいい私
話してみて
この人は大丈夫！と思ったし
フルネーム&勤務校が分かっていたのも大きい。
ドライブが好きで
車の運転は全く苦にならないとも
聞いていたので
お茶2軒目よりはいいかなと
お誘いしてみました。
若者が好きそうな
スポーツタイプのSUV
汚いですけど、どうぞー
助手席のドアを開けてくれた。
（嬉しいなー）
急に決まったドライブ。
天気は良くなかったけれど
海に向かって走り出す。
なぜドライブと言ったのか訊かれた。
そりゃそうですよね。笑
私のこと見てて
お茶だけで帰ると思ったし
なんなら帰りたそうにも見えたそうな。
さっき、カフェで
じゅーくんからも印象を尋ねられ
大変失礼なことに
ふつう。
と答えたことを思い出す。
もちろんすぐさま
言葉が足りなかったことへのフォロー。
最近会ったのはヘンな人が多くて
とてもいい意味でのふつう
だと説明しました。
車内でお互い
違和感ないですよね
ないねー
と話す。
本当に違和感なく話せる。
27も下なのに。
途中、
この辺りに美味しいチーズケーキ屋さんがあったはずだけど、寄ってみます？
よるよる〜
残念ながら、定休日。
また今度ですね
さりげなく言うじゅーくん。
そして車は海へ。
降りて、砂浜へ。
ひょいひょいと
手招きするじゅーくんの方に行くと
犬がいた。
私が犬好きと話したからだろうな。
お互い大型犬を飼ったことがある
という共通点も見つかった。
犬はかわいいよねー
と話す。
さらに、お互い、
海でぼーっとするのが好き。
若さゆえの考え方だなとか
勢いがあるなーと思うものの
波長は合うみたい。
また車に乗り込み
私が言ったことは…
晩ご飯も食べに行く？
え？
会う前におにぎりを食べただけで
実はお腹が空いていたというじゅーくん。
まさかの晩ご飯のお誘いに
驚いたそうです。
つぐみさん、お腹の空き具合はどう？
もうご飯行ける？
この日、
14時に待ち合わせて
結局、6時間も一緒にいました。
お店のドアは開けてくれるし
お茶もご飯も
お金を出そうとする私を
いいから と制して
さっさとお会計してくれたじゅーくん。
少し遠い場所だけど
川沿いのとてもロケーションがいいカフェがあると
教えてくれて、
自然と「次はそこ行きたいね」
という話になりました。
《次回予告》
帰宅後、じゅーくんからLINEが。