「負けず嫌い」と「連勝効果」 | ◆広島公立入試プロ◆ クラフトワーク

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クラフトワークは、広島市中区にあるキャンセル待ちの絶えないスーパー人気塾です。生徒数は約200名。

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「普通の子をすごい子に」を目指しながら、ワタクシはこれまでクラフトワークで、たくさんの優秀な生徒たちを見てきました。その中でも特に優秀な、学校で1番とか2番とか、或いは模擬試験で県内1ケタ順位などの極めて優れた成績の生徒には、幾つかの共通した特徴があります。向上心のある皆さんのために、このblogの中でもお伝えしていきたいと思っています。今日取り上げるその特徴の1つは「負けず嫌い」です。「負けず嫌い」は生まれつき備わっている性格だと思っている人が多いようですが、ワタクシの考えは違います。どんな子も「負けず嫌い」になれるんです。たとえば中学生活の中で、入学以来ずっと無遅刻無欠席を続けてきたとします。この生徒が中3の秋に38℃台の熱を出したとしたら、きっと「行く」と言ってきかないでしょう。「連勝効果」によって作られる「負けず嫌い」です。或いはバスケの試合で9連勝している時などは、次の試合を絶対に勝てるよう、それこそ必死で練習するでしょう。もちろんこれも「負けず嫌い」です。つまり「負けず嫌い」というのは、勝ち続けているから負けるのが嫌になって頑張るわけです。何の努力もなく負けてすねるのはただの駄々っ子ですね。宿題をいつもちゃんとやっているから今日も頑張ろうとするし、数学でいつも90点以上をとっているから次も90点以上をとろうと努力するわけです。「負けず嫌い」はすごく優秀な人になるための重要条件です。

10回やったら平気になる」「100回やったら習慣になるという表現をワタクシはします。遅刻も初めの1回はきっとドキドキするはずなんです。ところが10回やると平気になりますし、100回やったら習慣になって、大人になってもとれなくなります。靴下をいつも右から履く人が、大人になってそれを左からに変えるのが難しいように、反復によって1度身に付けたものを変えるのはかなり困難です。ですから頭の良い人は、悪いことを繰り返さないよう制御しているのです。宿題忘れも「10回やったら平気になる」で「100回やったら習慣になる」だし、少し怖い話をしますと、万引きだって「10回やったら平気になる」なんです。「100回やったら習慣になる」んですね。毎日の生活の中で、逃げたり投げたりごまかしたりを繰り返していると、それはいつの間に身に付いてしまいますし、「負け」が平気になってしまいます。今もし思い当たるところを見つけたら、こうした構造を意識することによって大きなチャンスが生まれますので、未来を良い方向へ変えていってください。

皆さんの日々の勉強は、まだ未熟なうちはどうしても面倒くさいし、つらいと思う時もあるでしょう。しかし「すぐやる主義」や「ルール」に基づいて頑張っていると、そのうち「面倒くさい」が「平気」になって、そして勉強することや頑張ることが、当たり前のような「習慣」になります。

若い頃の反復はとても重要ですよ。悪いことの反復を避けて良いことを繰り返し、自動的にグングン伸びていくような、素晴らしい習慣を手に入れてください。大丈夫です。誰にだって出来るんです。頑張りましょう。



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