審判も応援しよう。 | ◆広島公立入試プロ◆ クラフトワーク

◆広島公立入試プロ◆ クラフトワーク

クラフトワークは、広島市中区にあるキャンセル待ちの絶えないスーパー人気塾です。生徒数は約200名。

<ASSA>
間もなく6月12日から、サッカーのワールドカップがブラジルで開幕しますね。このワールドカップは実はオリンピックをもしのぐ世界最大規模のスポーツの祭典で、世界中を熱狂の渦に巻き込みます。

サッカーはボール1つで出来るので、貧しい国や地域の子供たちもみんな楽しめます。丸めたタオルでも出来ますね。これはサッカーが世界中に広がった理由の大きな部分であるように思いますが、とても素晴らしいことですね。ワタクシは野球も好きですが、野球は残念ながら用具が高価なので、世界中に広がるのは難しいのです。

気になる優勝候補ですが、大手ブックメーカー『William Hill』のデータによると、現時点でブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スペインの順で支持されている様子です。日本の頑張りには期待したいところですが、実際には周りのレベルがあまりにも高すぎるのそう簡単にはいかないでしょう。みんなが幸せになれるようなサプライズが起きるといいのですが。


ところで、サッカーや野球を観戦している時にいつも思っていることがあります。審判です。実は今日1番お話ししたかったのは審判の話なんです。審判というのはとても大きなプレッシャーのかかる仕事で、「いいね!」と褒められることはほとんどありません。一方で、ちょっとミスをしただけでも激しく責められ、大きなミスでもすればこの世のものとも思えぬひどい言葉でボロクソに叩かれます。「どこ見とんじゃボケ!」「ふざけんなアホ!」といった感じで、怒り狂ったファンは大勢でよってたかって1人の審判を一斉に攻撃します。審判の方々は平静を装ってらっしゃいますが、本音の部分ではどれだけ心を痛めていらっしゃることでしょう。それを思うと胸が痛くなります。また、「アホ」とか「ボケ」とか言われている審判のご家族はどうでしょう。目の前で大切な人が大観衆からボロクソに言われている時の
彼女や奥様の心境は或いはスタジアム全体が震えるほどの怒りでもってお父さんへ罵詈雑言を浴びせる中でお子様の気持ちは。。 ああ、考えただけでもワタクシは頭がクラクラして鼻血が出そうになります。

そこでワタクシから提案があります。広島のカープファンやサンフレッチェのファンは、他県に先駆けていろいろと独創的な応援をこれまでに考えてきました。ジェット風船も、スクワット応援も、広島が全国初ですよね。そんな広島だから出来ることですが、試合開始前に選手紹介のコールをしたり応援歌を歌ったりする際に、併せて審判の応援もしてみてはいかがでしょうか。「フレーフレーし~ん~ぱん!!」「頑張れ頑張れし~んぱん!」「ファイトファイトし~んぱん!」。或いはまた選手同様に個人名も出して、「いいぞいいぞ吉川さ~ん!」とかいうのもいいですね。ひょっとしたら審判も胸がジ~ンとなって、広島寄りのジャッジをしてくれるかもしれません(笑)。

サッカーのワールドカップのように、舞台が大きくなればなるほど審判の方々はますます大きなプレッシャーにさらされ、ミスをした時に受ける罵声や批判が怖くなるはずです。明らかな誤審や疑惑の判定にファンはつい熱くなってしまうこともあるかもしれませんが、ここは皆さん、1つものの見方を変えて、審判の方々を応援しようではありませんか(笑)。とりあえずワールドカップで練習ですね。