“ホルムアルデヒド”という言葉はよく目にすると思いますが、
シックハウス症候群の原因としては他にも
揮発性有機化合物(VOC)、トルエン、キシレンなどがあります。
こうした化合物を含んだ家の中のものとしては、
クロスの糊や家具の接着剤、以前はシロアリ駆除剤にも
多く含まれていました。
シックハウス症候群は家の中に長い時間いる主婦や児童に多くみられ、
最近では室内犬や家猫にも多くの症例が報告されていて、
特に幼児や小さなワンちゃんがこれらの障害を受けると
化学物質過敏症になりやすく、微量の化学物質にも
アレルギー反応がでたり、また治りにくかったりします。
対処法として(VOC)の場合は“ベークアウト”という
方法があり、家の中にある全ての暖房機をフル稼働して
室内の温度を上げて、溶剤を蒸発させてしまう方法です。
一方やっかいなのは“ホルムアルデヒド”で、
“ベークアウト”でも取り除けません。
一番有効なのは、“ホルムアルデヒド”で汚染されてしまった
室内を換気して、汚染濃度を下げることです。
窓をこまめに開けて室内の空気を入れ替えましょう。
また、機械換気も有効な手段で、24時間換気なども
考慮するとよいでしょう。
また、大がかりなリフォームではなく
自分でできる簡単な方法として
“キトサン”(蟹の甲羅などに含まれる成分)を
含んだ塗料を塗るのも有効です。
家具や天井、壁のクロスにそのまま塗装することによって、
“キトサン”が“ホルムアルデヒド”を分解してくれるので
それなりの効果が期待できます。
